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平次side
ガコンっ
平「お!」
和「やっと動いた…なんか人ぎょーさん集まってるわ…怖いなァ…」
平「アホ!ワクワクしてきよったで!
何や!?何があったんや!?」
探「ああ、ボウズか…どうやら例の4年前の事件と全く同じらしい…1人でリフトに乗った男が、傍らに雪の詰まったバッグを置いて拳銃自 殺をしたそうだぜ…まるで雪女に取り憑かれたようにな!」
そんなことを話してたら刑事さんが来て探偵のおっちゃんに害者のすぐ後ろに乗ってたから色々聞きたいんじゃないのか、と言い出した
警「害者って、彼は自 殺だよ!」
平「いや、まだ決めつけるんは早い…」
和「ちょっ、ちょっと平次!?助けて…」
和葉あいつ、なんでリフトから降りひんねん!
平「何しとんねん?早降りィ!!」
和「そ、そやかて、降り方わからへんもん…」
ったく…せやから着いてくんな言うたのに…
?「そういえばさっきもいたなぁ…降りられなかった客…」
平「ホンマかそれ?」
?「あ、ああ…髪の毛を後ろで束ねたきれいな女の人だったよ…」
立石さんやな、おそらく
立「ウソ…箕輪くんが自 殺した!?な、何で!?」
平「何での前にや…ちょっと聞かせてくれへんか?さっきあんたがここでリフトを降りんかったワケを…」
立「降りられなかったのよ!こーゆうの苦手だから…悪い?」
平「そらおかしいなァ…あんた確か、4年前にも映画の撮影でここに来てるはずやろ?」
立「あの時は水上くんに乗ってもらってサポートしてもらったから…今もこの三俣くんに…」
平「あれ?あんた先に上に行く言うてたって監督に聞いたけど…なんで彼女と一緒にリフト乗ってんねん?」
三「撮影のスタンバイができてるのに、監督と主役が上のゲレンデに上がってこねえから…スキーで呼びに降りたんだよ!その途中で彼女が下りのリフトに乗っているのを見つけて声掛けた時に銃声がなって…」
立「そしたらリフトが止まって、さっきやっと降りられたってわけ!」
平「なるほど、つまりや…あんたら4人誰にでも箕輪さんを撃つことは出来たっちゅう事やな…」
立「あのねぇ…今の話、聞いてなかったの?銃声が鳴ったあと、私は三俣くんと一緒にいて…」
探「あの銃声が偽物だったなら犯行は可能…そう言いたそうだなボウズ…」
平「ああ…そういうこっちゃ!」
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あーちゅむ(プロフ) - みぃちゃん,mさん» ありがとうございます!そうさせて頂きます!! (2017年11月11日 21時) (レス) id: 540cfe0fe0 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん,m - あーちゅむさん» 時間過ぎちゃいましたけど、一応返しますね!劇場版、沢山見たいです! (2017年11月11日 21時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゅむ(プロフ) - みぃちゃん,mさん» コメントありがとうございます!できると言えばできるのですが、この作品を作った時に劇場版で書きたくて、原作が始まった時期までいったら時計じかけの摩天楼から書いていこうと思っていたんです!劇場版は話の流れで1つだけとかの方がいいですかね…? (2017年11月10日 21時) (レス) id: 540cfe0fe0 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん,m - どの候補に当てはまるかは分からないんですけど…そのまま原作沿いって出来ますか?出来たらお願いします! (2017年11月10日 21時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゅむ(プロフ) - みぃちゃん,mさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです(><)これからもよろしくお願いします!! (2017年11月8日 22時) (レス) id: 540cfe0fe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茉優花 | 作成日時:2017年11月2日 18時