98 ページ14
平「リフトの上で死んだ人間の座る位置変えんのは難しいしなァ…銃声がなった時三俣さんは立石さんと話しとったちゅうてたけど、あら多分ロケット花火の音や！リフトから飛び降りてそこに用意しとった自分のスキーウエアを身につけた後で、その花火の導火線に火ｨのついた煙草くっつけて時間差つくってペットボトルから打ち上げたんや！滑って下に降りて誰かと話してる時に音が鳴れば自分のアリバイ証人かできるしな！」
探「つまり今回の証人は下りのリフトの立石さんだったが…箕輪さんファンの誰かに『彼はどこだ？』と聞いてる時に鳴っても成立するということが…」
警1「じゃあ殺した時にはサイレンサーを…」
平「ああ…そのサイレンサーはまだ見つけてへんけど例のペットボトルは見つけたで！！」
警1「しかしあの雪の詰まったバッグはどこで…？」
平「言うたやろ！あのリフトは3mしか離れてへん所が2つあるって…そこにバッグ置いて輪ァを逆さにつけたストックで引っ掛けてリフトに引き上げたんや！」
探「なるほど3mか…ストックは約1m20cm、片方の紐にもう1本をつなげ、腕を伸ばせば届きそうだが…あの吹雪に煽られて上手く拾えるかな？」
平「ちゃうちゃう！使たストックは1本で残りの1mは…」
『あの布製のバッグの紐を長く伸ばして水で濡らし、凍らせて垂直に立たせ、残りの1mを稼いだんですよ！ストックの輪が2本とも逆さだったのは片方だけだと目立ってしまうから。雪の中に隠していたそのバッグを置いたのは犯行直前に滑った時…場所は最初に地面と近くなる所…そしてリフトに乗りそれを引き上げ次の近くなる場所で飛び降りたんでしょう…』
工藤新一に促され推理をする少女
彼女の目はやはり何もかも見透かしているようだった
警2＜でも、リフトの上からそのバッグが見えるのか？前のリフトが見えなくなるくらい吹雪いていたんだろ？＞
『リフトの間隔は6秒以上空けないといけないんです。リフトのスピードは大体秒速1.5ｍから2mだから、リフトの間隔は10ｍくらい離れていることになる…10ｍ先のものが見えなくても3m下のバッグは見えますよ…そこにバッグがあると分かっていればなおさらね！』
平「証拠もちゃんとあるで！三俣さんが立石さんに会うて、そのまんま彼女とリフトに乗って、このロッジで事情聴取受けてんなら…そのウエアの下にまだ着てるはずやで…箕輪さんと同じウエアをな！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 201人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あーちゅむ(プロフ) - みぃちゃん，ｍさん» ありがとうございます！そうさせて頂きます！！ (2017年11月11日 21時) (
レス) id: 540cfe0fe0 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん,ｍ - あーちゅむさん» 時間過ぎちゃいましたけど、一応返しますね！劇場版、沢山見たいです！ (2017年11月11日 21時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゅむ(プロフ) - みぃちゃん，ｍさん» コメントありがとうございます！できると言えばできるのですが、この作品を作った時に劇場版で書きたくて、原作が始まった時期までいったら時計じかけの摩天楼から書いていこうと思っていたんです！劇場版は話の流れで1つだけとかの方がいいですかね…？ (2017年11月10日 21時) (レス) id: 540cfe0fe0 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん,ｍ - どの候補に当てはまるかは分からないんですけど…そのまま原作沿いって出来ますか？出来たらお願いします！ (2017年11月10日 21時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゅむ(プロフ) - みぃちゃん，ｍさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです(><)これからもよろしくお願いします！！ (2017年11月8日 22時) (レス) id: 540cfe0fe0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茉優花 | 作成日時：2017年11月2日 18時
