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貴女side
『誰が死んだって?』
戻ってきたと思えばあのお兄さん濡れ衣着せられてた←
萩「き、君は…!」
松「この子がその女の子か?」
萩「あ、あぁ…君はどうやって…!」
『説明すると長くなるんですけど…いいですか?』
萩「あ、あぁ…」
『と!その前に!そこの人たち!このお兄さんはわたしを置いてったんじゃなくて、わたしが追い出したの!わたしの意図!!!!!わかった?(黒笑)』
マ1.2.3「「「は、はい、すみません!!!!」」」
松「お前…こえぇな」
はは、なんか新ちゃんによくやるから癖でたわ←
『ま、濡れ衣は晴らせたからいいとして!本題、行きますね?』
そうしてわたしはポツリ、と話し始めた
『実は…観光起爆装置用光電管、父が昔解体してた事があって。見てたから覚えてたんです。
まあトラップは多かったけど…あの時と似たようなものだったからすぐコード切る順序は分かりました。
それで…あと半分ってなるまで切ってやっと折り返し地点〜ってなって、あの語彙力ないの申し訳ないんですけど…その、まあわたしも3分もありゃ、充分だ〜とか松田さん?でしたっけ?の口癖ぱくってたらいきなりタイマーが再起動してですね…
間違えて違うの切ったのか?とか言いたい顔してますけど、違うんですよ!切る前なんですよ!急にですよ!
それで、残り6秒からスタートしてしまって…3分を6秒にまで短縮するのは無理だと思い、頑張って走ったんですけど。
間に合わない!そう思ったんです。だから…あの…
ち、近くに窓あって。蹴破って飛び降りました』
萩/松「「はぁ?!?!」」
うるさ←
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作者名:茉優花 | 作成日時:2017年9月15日 23時