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萩「俺にもわかんねえんだよ!なんか10歳前後の女の子が20階にまだいたんだよ!それで…猫抱えてて。猫連れて逃げろって」
松「お前はアホか!一般市民の言うこと聞く警察がいるか!!!!」
萩「俺もそう思ったさ!でも!あの子の目は!!!俺の不安を全部なくすような…そんな瞳だった。信じていい、そう思ったんだよ!」
電話しながら下へ下へ。
お願いだ…嬢ちゃん、無事でいてくれ
松「とりあえずお前は、早くこっちへ来い。どうやら今はその女の子を信じて待つしかないみてぇだからな。」
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貴女side
なんとか周りの人は逃げさせた。
うん、これで大体の準備はOKかな?
爆弾を開けてみる。
『うっはぁ!たまげた!』
水銀レバーあるしトラップ何かと多いしなんだこれ!!!!
こりゃ一筋縄ではいかないねぇ…
ま、トラップはもう仕組みわかったからこれもう解体できるわ
ただねー、いつタイマーが再始動してもおかしくないからね…
パチッ
パチッ
1つずつ丁寧に解除していく
『ふ〜こんなに切っても半分とか…ま、お兄さんが言ってたように3分もあれば充分、だね』
現在時刻は11時59分45秒
爆発のカウントダウンは、着々と近づいている
彼女はまだ、知らない
カウントダウン開始まで、残り9秒
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作者名:茉優花 | 作成日時:2017年9月15日 23時