505 ページ12
おじさんと詠子さんが話している間、わたしはコナンくんと部屋を探索していた
詠「いくら犯人が捕まらないからって、あたし達を疑うなんて、主人にも困ったものですわ…」
コ「…」
『あ、あそこじゃない？トイレ』
コナンくんが扉を開け中に入ると、そこはやはりトイレだった
コ「たしかに大人が出入りできそうな窓じゃねぇな…」
『うん…しかもこの居間にはこっそり出入り出来るような抜け穴はない…』
コ「となると、ここでビデオを見ていた4人には完璧なアリバイが…」
詠「でも驚きましたわ！あの泣き虫だった瑛祐くんが可愛らしいガールフレンドを連れて家に来るなんて…あっちの子かしら？」
『…わたし？』
詠「えぇ、仲が良さそうに見えたから」
まぁ確かにコナンくんと事件のこと聞きに行くまではずっと一緒にいたしね…
蘭とコナンくん、わたしと瑛祐くんって組み合わせだったし…
瑛「こ、こここ恋人なんかじゃ！あ、ああありません！！」
コ「オホンッ！」
わざとらしいコナンくんの咳にみんなの注目が集まる
コ「僕たち瑛祐兄ちゃんの血液型が知りたくて来たんだよ！瑛祐兄ちゃんの母子手帳がここで見つかったって言うからさ！だよね？瑛祐兄ちゃん」
なんだかすごい圧を感じるんだけど…まぁいいか…
詠「でも、どうして血液型を？」
瑛「毛利さんに姉の写真を見せたら、アナウンサーの水無怜奈さんじゃないかって言うから、その疑いを晴らしに来たんです！そのアナウンサーの水無さんはAB型で、僕はO型！そして、僕は姉に血を貰ったことがあるから、姉とそのアナウンサーは絶対に別人だ、ってね！」
『…』
蘭「(瑛祐くん、分かってたんだ…)」
詠「そういえばこんなこともあったわねぇ…」
詠子さんの話によると、瑛祐くんのお母さんが亡くなってお父さんに引き取られて大阪に住むようになった矢先に瑛祐くんが事故に遭ったらしい。
知らせを聞いて詠子さんが飛んでいくと、瑛祐くんのベッドの横でお姉さんがぐったりして寝ていて、看護師さんに訳を聞いたら瑛祐くんにかなりお姉さんの血を輸血したと教えてもらったらしい
これで血の話は本当になった…
けど…
『…』
コ「(決まりだな…水無怜奈と瑛祐の姉は別人…)」
瑛「ドッペルゲンガーじゃあるまいし、あんなにそっくりな人がこの世にいるなんて…姉がいなくなった訳と関係があるんでしょうか…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 341人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
茉優花(プロフ) - ムスメ3さん» コメントありがとうございます、、！ただいまです！！今後もよろしくお願いします！☺︎ (8月14日 21時) (
レス) id: 1cabdaa99c (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - おかえり (8月10日 19時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
茉優花(プロフ) - カーミィさん» コメントありがとうございます！こちらこそ読んでくださりありがとうございます！これからもよろしくお願いします！☺︎ (6月7日 21時) (レス) id: 1cabdaa99c (このIDを非表示/違反報告)
カーミィ - 更新ありがとうございます‼️ (6月4日 20時) (レス) id: 1079b99541 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - ちょー楽しみ (5月31日 17時) (レス) @page16 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茉優花 | 作成日時：2022年9月5日 18時
