夢見た世界 3【名探偵コナン】

久々 ページ7

その日の夜、私は陣平と研二と3人で集まっていた。




電話ではいつもの場所、と言ったが私が公安という立場なこともあり今日は研二の部屋で集まっている






「まったく…ハギ！おめェは何で防護服着てなかったんだよ！？」





「ご、ごめんって陣平ちゃん！痛い！俺一応さっきまで病院行ってたんだからね！？」





「零たちにも報告しとかないとね？研二が防護服も着ずに爆弾の横でタバコ吸ってたよ〜って！」





その言葉にタバコだぁ！？とキレだす陣平




あはは、許せ研二←





「んじゃ、次はお前だな、A」





「何が？」





「なんであんな場所に居たのか説明してもらおうか？公安さんよォ」




「…あは」







まぁ、こうなりますよねー…







「卒業以来連絡も返してこねぇくらい忙しいのかと思ったら何で俺たちの現場に来てたんだ？あ？？？」





「痛い痛い痛い！！話すから！！！！！！」




いつの日かにあったようにこめかみをグリグリとされる。



いや痛いのよ普通に。痛い。






「普通に仕事で外回りしてたの！そしたらあのマンションの前通りかかって、騒がしかったから何かなと思ったら…爆弾がどーのこーの新人のＷエースがどうのこうのって聞こえたから！2人のことだろうなと思って中入ったの！！」





「だーかーらー！なんで中入ったんだって聞いてんだよ！」






「だって！研二が防護服最近着ないって言ったの陣平じゃん！！！心配だったんだよ！！！」





「まぁまぁ、陣平ちゃん、俺もそのおかげで助かったしさ…今日のところは…」





「バァカ！二度とあんな真似すんなよ！？いいな！？」




「分かったから！！！もう頭割れるやめてください！！！」





今日はお酒回るの早いかもなぁ…()






「ほんと、研二が無事でよかったよ」





「ありがとう、Aちゃん…命の恩人だね」




「それで、犯人はどうなったの？」




「あぁ…1人は死んだってよ…で、共犯の男がまだ逃げてやがる」





「…そう」





原作通り、か





来年の11月7日に3と書かれたFAXが送られてくれば、陣平は4年後のままだけど…それは待つしかないか…





「…俺、特殊犯係に転属希望出す」





「はぁ？陣平ちゃん、何言ってんの？」




「お前の敵を取んだよ！絶対ぇ逃がさねぇ…！」





ここも、原作通り…




大丈夫、原作通りなら、彼らを助けられる

.→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す