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え、なにパパ怖いなんだ??
遥「怪盗キッドの助手やってます」
『へぇ〜そうなん…だ?!?!?!』
おい!反応おもろとか言って笑ってんじゃねえよパパ!!!!!
『え、それって怪盗キッドの仲間ってことだよね…?』
遥「そうだよ」
盗「私たちが怪盗をするのにはわけがあるんだ。それは、まだ言えないんだけどね。
Aちゃん、君にお願いがあるんだ」
『わたしに?』
盗「私は、いずれ、どんな事情かは言えないが怪盗を引退することになると思う
そうなれば、2代目怪盗キッドを快斗に継がせようと思っているんだ。
継がせるのは快斗が17歳になったら。だから10年後かな」
『そうなんだ…』
盗「それで、君には、快斗の助手になってもらいたい。怪盗キッドの仲間として、快斗を支えて欲しいんだ」
『え…それって、パパと同じことをするってことだよね?』
盗「そう。君にやれるかな?」
『できるよ!!その頃にはわたしも17歳だもん!』
盗「それは良かった」
遥「でもね、A?このこと、快斗くんからAに話すまで知らないふりしててね?」
『わ、わかった!』
盗「客と接する時、そこは決戦の場。決しておごらず悔らず、相手の心を見透かし、その肢体に全神経を集中して持てる技を尽くし、なおかつ笑顔と気品を損なわず、いつ何時たりとも ポーカーフェイスを忘れるな」
『ポーカーフェイス…』
盗「Aちゃん、この言葉、よく覚えておいてね。マジックには、必ず必要な材料だよ」
『うん!!』
それからわたしがポーカーフェイスが上手くなったのは言うまでもない←
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作者名:茉優花 | 作成日時:2017年8月19日 23時