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プロローグ ページ2

遠い日の星祭りのあの日



わたしたちは同じ星を見ていたんだ





「A!」



『______!星がすごいよ!!』






瞼の裏にある景色




目を閉じていなくても、蘇ってくる





「綺麗だな、また来年も、ここで」


『来年も、再来年も!ずっーっと______とここで!』






好きだって、言うつもりだった





でも、花火の音にかき消されて。





「あのさ、A、俺お前のこと、、、」


「好きだ」バァァァァァァン


『なに?』


「なんでも、ない」






変わっていくって分かってたはずなのに




気付かないふりをしてしまったんだ





「また、明日な!」


『嫌な予感がする、もう明日なんてないような』





強がった



もう戻れないこの場所で





その続きをうたっているんだよ_____








「A!はやくこっちこいよ!」








ねえ、あなたは、誰?

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作者名:茉優花 | 作成日時:2017年8月19日 23時

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