【鬼滅の刃】私のクラスは恋愛禁止！【時透無一郎・我妻善逸】「続編」

86話 無一郎編 【ギャップ】 ページ38

A「やだった？」




…!!!




その言葉に肩がはねついた、いつものAと違いすぎて、驚きと恥ずかしさと愛おしさで僕の頭は爆発寸前だった




あれ？おかしいな…僕がAにこの気持ちになって欲しかったのに…




思い通りにいかない…けど…




こんなにも愛おしい




『いやじゃ…なかった…』




少し赤い顔を微笑ませ、僕の頬に「良かった」とキスを落とした




ズッキューン!!!




A「有一郎の所行ってくるね〜！」




今にも倒れそうな僕と反対に、Aは笑顔で兄さんの所に行った…




ポスン…バタンッ…




すぐ後ろにあったベッドに座り、後ろに倒れる




ギャップってこういうの？




両頬を包むように手を置く




あっつ…




ちゃんと僕を愛してくれてるんだな…




少しでも疑って家に居た、数時間前の僕をぶん殴りたい




Aは他の男の所になんていかない…友達は友達、僕は僕って接してくれてる…




僕ももっと目に見えるように…




『愛してあげなきゃ…』




ーーーーー
ちょっとしてから、起き上がり兄さんの部屋に顔を覗かせる




ゲームしてる…




Aは兄さんのS○itchをやっていた




持ち主は机で宿題をしていた




A「あっ無一郎、こっちおいでよ！」




真剣な顔して画面を見ていたのに、僕を見た瞬間笑顔になる




やっぱ僕のAが世界一可愛い…




僕は扉を開けて、兄さんのベッドに座る




『何してるの？』




A「スプ○！」




好きだね〜、発売してからずっとやり込んでる




スプ○やってるときは対戦待ちにならない限り、絶対に周り見ないから何度嫉妬したことか




『チョーシは？』




A「まぁまぁ良いよ！」




「そっか〜」と頭を撫でると、画面はバトル画面に…すると一瞬で顔を画面に戻し、邪魔するなオーラが出た




このときにふざけでも邪魔したら、結構怒られる




怒るっていうか拗ねる？負けたときに…




その姿も可愛いから、しょうがないよね！




僕はベッドから立ち上がり勉強中の兄の元へ




『兄さ〜ん…なんでAにスプ○与えた？』




兄さんと背中を合わせる形で寄りかかる




兄さん「「やりたい」って言うからだ、重い、どけ」




『構ってくれないんだけど…！』




兄さん「さっき十分イチャついただろ…離れろ、重い」




無一郎「ちぇっ…」




僕は自室から漫画を持ってきて、兄さんのベッドに寝た

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