【鬼滅の刃】私のクラスは恋愛禁止！【時透無一郎・我妻善逸】「続編」

66話 【青髪君との下校】 ページ18

そんなことを話していると、午後の授業が始まった




ーーーーー
靴を履き替えていると、急に後ろから首元を抱きしめられた




『グェ…！』




やだなんか変な声出た！でもしょうがない、私が助けを求めれば、首を締められてる絵になるよ…今の状況




でも…分かってるこの筋肉質な腕は…




『い…伊之助どうしたの…!?苦しいよ…』




伊之助「あっ悪い、殺すとこだったぜ」




伊之助は私の正面に来てニカッと笑いながら言う




まぁお顔がよろしいこと！でも、言ってることがとんでもないねぇ！




『…どった？何かあったの？』




伊之助「一緒に帰ろうぜ!!」




帰る？珍しい…




『良いよ』




伊之助「じゃあ行こうぜ！」




『ちょっと伊之助の肩組は、苦しいんだって！』




伊之助が私の首に手を回し歩き始めた




ーーーーー
慣れてきてから、LINEを開く




A先帰ってるね




無一郎分かった




よし、OK！




先に帰るときや副風紀委員のお仕事がある時は、必ず連絡しようと決めた




今日は副風紀委員のお仕事無かったけど、なんでだろ？




伊之助「なぁ、お前ってさ誰が好きなんだ？」




『コホッ！えっ!?』




思わず咳き込んじゃった、伊之助からそんな言葉出るなんて…




伊之助「だから！誰が好きなんだっつてんだよ」




『無一郎に決まってるよ！』




すると伊之助は首に回してた手を離し、私の頬を潰すように伊之助の方に向けた




伊之助「紋逸や紋治郎や俺は？好きじゃねぇの？」




真面目な顔とトーンで私に聞く




伊之助の手をおろして、真っ直ぐ見つめる




『好きだよ、前に伊之助に教えた好きと友達としての好きは違うんだよ』




伊之助「でぇとする好きじゃねぇってことか？」




頷くと伊之助は納得したように笑った




伊之助「俺様の事嫌いじゃねぇんだな？」




『嫌いなわけ無いじゃない、友達として大好きだよ』




私も微笑むと伊之助は「帰るぞ！」とまた、私の首に手を回して歩き出した




ーーーーー
『本当に良かったの？送ってもらっちゃって…』




伊之助「おう、男はそうするのが当然だろ？」




あら、かっこいい




『ありがとう、また明日ね』




伊之助は手を振ってアパートの階段を降りて行った




ーーーーー
部屋に入って、いつものルーティンを済ませた




ピコンッ！




んっ？




勉強をしようと、机に向かっているとLINEの着信音がして来た

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