【鬼滅の刃】私のクラスは恋愛禁止！【時透無一郎・我妻善逸】「続編」

50話 【委員決め】 ページ2

…はい？




善逸「なんで気になるの？」




女の子は少しうつむいて言った




女子「我妻君が好きだから…」




今、目のまえで何を見ているの？完全に私お邪魔だよね…？




私が立ち上がろうとしたら、善逸がいきなり立って女の子に「ちょっと来て」と、教室の外に出て行ってしまった




しばらくしてから善逸は戻ってきた、教室の外で女の子が去っていった




笑ってる？何を言ったんだろ？




善逸「ごめんね、置いてちゃって…」




私が首を振ると、善逸は「良かった」とまた伊之助の席に座った




『モテモテだねぇ』




善逸「えへぇ？いや告白してくれる事は、嬉しいけど…」




『好きな子ね』




善逸「あ…うん、そう」




『でもあの子笑顔で帰っていったよ？なんて言ったの？』




善逸「普通に付き合えないって、でもちゃんと…告白は嬉しかったって言った」




私が頷いていると、扉から大声が聞こえる




伊之助「うぉぉい！紋逸、なんで俺の場所に座ってんだよ！」




善逸「ヒィィ！良いじゃんか、Aちゃんとお話したかっただけだよぉ！」




すると伊之助はドシドシ入ってきて、私の肩を後ろから片手で抱きしめた




伊之助「コイツの隣は俺の」




えっ？




善逸「はぁ!?お前まさか！」




伊之助「あぁ…好きではねぇから安心しろ、紋逸がこいつを…」




善逸「あぁぁ!!もういいよ！」




善逸は伊之助の言葉を遮りながら立った




そしてすぐさま伊之助が座る




善逸「はぁぁ…ごめんねAちゃん、うるさくって…」




『大丈夫』と首を振ると、「また来るね」と耳元に言葉を残し去っていった…




ーーーーー
しばらくしてから、先生がやってきた




担任「皆、午後の授業を始める前に役員を決めたいと思う、皆考えてきたか？」




はーい、副風紀委員長希望です！




担任「じゃあ候補に手を上げてくれ」




色々言われやっと副風紀委員が出てきた




手を上げて周りを見ると、私だけだった




担任「暗城だな、一人だから速決定だ」




男子「やべー…！毎朝暗城さん見れるの？/服装チェックされて〜…！」




う〜ん…！ちょっと気持ち悪い…！




そんなこんなで委員が決まった




ーーーーー
午後の授業も終わり、玄関で靴を履き替えた




「暗城さん」




あれ…？この声は




『むい…時透君』




無一郎「一緒に手繋いで帰ろ」




あぁ…良いよ…



ん？




「手繋いで」って言った？

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