3ページ目 【後輩くん】 ページ4
『あぁ…』ゴン…!
アオイ「おでこ赤くなるわよ?」
『痛い…』
テーブルから顔を上げると「ほら〜w」と呆れている、私の親友アオイの姿があった
次の講義までの余り時間に、大学内の共有スペースで恋愛相談をしていた
大きな窓の外には付近のビル等が丸見え、天井が高く日当たりも良いし、テーブルや椅子が十分あるこの場所は、勉強するのにも…昼寝するのにも…今の私達みたいに会話をするのにもぴったりな場所
アオイ「んで?結局Aの負け?」
『うん、ギューされたあと私が甘えまくった…』
アオイ「ありゃりゃ…本当に善逸さんに甘いね〜w」
『そうなんだよ〜…』ゴン!
またおでこをテーブルにぶつける、すると後ろから肩をポンポンと叩かれた
『…?』
無一郎くん「先輩、少し良いですか?」
振り返った先には後輩の男の子、時透無一郎くんが立っていた
入学してから女子人気がとんでもなく、風の噂ではファンクラブがあるとか…
そんな人気者の彼はとても私に懐いてくれている、別に特別頭が良いわけでも、美人なわけでもないのにな…?でも好かれる事は嬉しいから、気にしない事にしてる
『良いよ、どうしたの?』
無一郎くん「えっと、今日の2限の授業って出ましたか?」
2限は…歴史か!
『うん、出たよ?』
無一郎くん「本当ですか!?あの…我儘なのは分かっているんですけど…ノートを…写させて貰えませんか?」
無一郎くんは少し頬を赤くして、恥ずかしそうに言う、そんな恥ずかしがる事じゃないのに
『全然良いよ!ちょっと待ってね……はい、どうぞ!』
私は無一郎くんに、歴史用の紫のノートを手渡す
無一郎くん「…!すみません!ありがとうございます!」ニコッ
笑顔でノートを無一郎くんが受け取る、きっと理由があって、2限に出られなかったんだろうな…
もしかして寝坊しちゃったとか?だから恥ずかしそうにしてたのかな?もしそうなら可愛いけどw
無一郎くん「今日中に返しますね」
『あぁ、良いよゆっくりで!明日の歴史は取ってないから、無一郎くんの都合が良い時に返してね』
無一郎くん「……!!///」
あれ?また顔が…
「無一郎!行くぞ!」
無一郎くん「…!兄さん!先輩、僕行きますね!ノートありがとうございます!」
お辞儀をして、兄の有一郎くんの元に走っていく彼に『またね〜』と手を振り、アオイの方に向き直った
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
103人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
璃奈 - 最新頑張ってください。楽しみに待ってます! (2021年3月6日 7時) (レス) id: 043cbe2e87 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose(プロフ) - ももさん» ありがとうございますm(_ _)mプラベが落ち着きましたら更新再開致しますね(●´ω`●) (2021年1月19日 18時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
もも - いいですね (2021年1月19日 16時) (レス) id: 1883dbefc1 (このIDを非表示/違反報告)
るるちゃ(−_−#) - alice roseさん» うんー!!アリスも自分のペースで更新頑張ってぇぇぇぇ!!!続き楽しみにしてるよぉぉぉー!、 (2020年12月19日 17時) (レス) id: b8364d44bb (このIDを非表示/違反報告)
alice rose(プロフ) - るるちゃ(−_−#)さん» ありがとうぉぉぉ!るるも大変だろうけど、楽しんで更新頑張ろうね(≧∀≦) (2020年12月12日 7時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:alice rose x他1人 | 作成日時:2020年11月27日 21時