【鬼滅の刃】大正☆ツンラブ★ストーリー 【嘴平伊之助】【時透無一郎】

陸ノ恋 【恋愛対象】 ページ7

戸を開けた先に立っていたのは、霞柱…時透無一郎だった




無一郎「お邪魔しま〜す」




『ちょ、ちょっと…!?』




さも、自分の屋敷かのように無一郎が上がってきた




『無一郎！』




柊「にゃー」




私の腕から柊が飛び降りる、少し涼しくなった手で玄関の戸を閉じ、無一郎を追い掛け居間に行く




『どうしたの？師範は？』




無一郎「あぁ…煉獄さんは柱合会議が終わってすぐに任務が入ったみたいで、その事を「Aに伝えて」って言われたから来た」




無一郎は、さっきまで美緒が座っていた座布団に座って言った




無一郎「ねぇ」




『ん…？』




無一郎が無言で手招きする、少し疑問に思いながら歩み寄ると、もう一つの座布団を無一郎の隣に寄せその座布団をポンポンと叩いた




「座れ」って事…？




私はまだ疑問を持ちながら、無一郎の叩いた座布団に座る…ちょっと距離が近い気がする…




無一郎「今日、合同任務だったんでしょ？」




『あぁ…うん』




顔を見て話すには距離が近すぎるから、ちゃぶ台の上に置いてあるお煎餅が入ったお皿を見つめる




無一郎「誰とだったの？」




『同期の男の子三人』




あえて名前は言わなかった、その理由は…




無一郎「炭治郎と善逸と…伊之助？」




『…！』




無一郎「やっぱそうなんだ…ねぇそんなに伊之助が良いの？」




『………』




無一郎「僕の気持ちを知ってる上で『うん！』とか言えないか…」




当たり前じゃん…自分の事を「好き」と言ってくれる人に、そんなこと言えるわけないじゃない…




何処が良いのかは分からない…少し前に無一郎から告白を受けた…けど、その時にはもう伊之助に惚れ込んでた




だから断った、でも無一郎は「じゃあ惚れさせれば良いんだね？」と、とんでもない事を言ってきた




惚れる事は無いし、『無駄だよ』って言ったけど無一郎は聞く耳を持たなかった




無一郎の事は仲間として大好き、だから気まずい関係にはなりたくない




無一郎「なかなか手強いな〜！」




急に無一郎が、明るい声と共に立ち上がる




『「手強い」なら、もう良いじゃん！無一郎の事は恋愛対象として見てないよ！』




無一郎「残念だけど諦めない、今見てなくても見させるから…」




と…髪を耳にかけながら言う、かっこいいのは知ってるよ…伊之助みたいに女の子と言われてもなんの文句も出ない程の美系だし




でも…私が好きなのは伊之助だけなんだ…

漆ノ恋 【積極的】→←伍ノ恋 【進展した？】

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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