62話 【直接対決】 ページ39
『待ってて…』
僕は蝶屋敷の外に出た
善逸「な…何だよ、急に!俺はAちゃんと…」
『何を話すんだよ!?Aの事悲しませて、泣かせて、まだ苦しめたいの!?』
善逸「お前には関係ない!」
『関係ある!僕はAの…』
善逸「…何?」
『友達だよ…』
善逸「Aちゃんは君の所に行ったの?」
『そうだよ、僕の家の前で泣いてた』
善逸は驚いた顔をした
『何でか分からないの?』
善逸「それをAちゃんに聞きたいんだよ…急に怒り出して、出て行っちゃって」
何で…分かんないの…
『じゃあ、僕が教えてあげる』
善逸が僕の顔を見る
『君がAに告白しておきながら、禰豆子に寝返ったからだよ』
善逸「寝返った…?俺はずっとAちゃんが好きだった…寝返ったりなんてしてない!」
『じゃあ何で禰豆子に「大好き」とか言ったの?』
善逸「それは…怪我でまだ起きない炭治郎の代わりに、禰豆子ちゃんを甘えさせてあげようと思っただけで…恋愛対象では見てない…!」
え…?
『じゃあ…嘘は?』
善逸「嘘?」
『禰豆子は「私のお饅頭」って嘘をついたはず、耳が良いなら分かるでしょ?』
善逸「聞いてない…」
『どういうこと?』
善逸「禰豆子ちゃんのかを聞いてないから、嘘も何もない」
えっ?じゃあ何?勘違いなの…?
勘違いだったとしても、そう思わせてるんだから同じじゃん…
結局君はAの事が…
善逸「俺は本当にAちゃんが好き…!」
…!
善逸「告白したことを取り消すつもりも、禰豆子ちゃんや他の女の子を好きになることもない!」
僕の目を真っ直ぐ見て言う
勝てない…
その目に勝てない…
僕はAが好き…好きでたまらない…本当だったら此処に返したくなかった…
あのまま告白して、僕に振り向いて欲しかった…
けど…Aが悲しんでるのは善逸が好きだから…
僕じゃAを…苦しめてしまう…
『…なら』
僕は拳を強く握る…
『君がAを幸せにして』
善逸は頷く
『もし…またAを悲しませたら』
善逸の顔を真っ直ぐ見る
『僕の物にするから』
善逸は少し笑って言った
善逸「誓うよ…幸せにするって」
そう…それで良い…
僕は背を向け家に帰った
ーーーーー
『幸せになってね…A…』
僕は布団に潜り
泣いた…
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alice rose - 我妻レイさん» 感想ありがとうございます(≧∀≦)修正致しました、教えて下さりありがとうございましたm(_ _)m後日談も楽しみにしていて下さい! (2020年10月17日 12時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
我妻レイ - 面白いです!でも、第43話のところで、カナヲが おりがと と、いっていました。正しくはありがとではないでしょうか?細かいとこすみません!更新頑張ってください(*^^*) (2020年10月17日 8時) (レス) id: 652a598782 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - 麗さん» 教えて下さりありがとうございましたm(_ _)m修正致しました、他にも間違った所がありましたら教えて下さると嬉しいです。 (2020年10月14日 6時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 26ページ 三日間眼を覚まさなかった とありますが、目をではないでしょうか? 眼なら、その後の炭治郎はまだ目を………の目も眼にするべきだと思います (2020年10月13日 8時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - タイトル追加しました!目印に使って下さると嬉しいです(≧∀≦) (2020年9月8日 16時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:alice rose x他1人 | 作成日時:2020年9月5日 18時