【鬼滅の刃】心が読める…はずなのにな…「続編」

45話 【嫁入り前の娘に！】 ページ12

それから炭治郎と話をした…




炭治郎「時透君ってAには優しいんだなぁ〜」




おにぎりを食べながら炭治郎が言う




『どういう事？』




炭治郎は、霞柱様と森で会った時のことを話してくれた




『嘘…私の知ってる霞柱様じゃない』




炭治郎「やっぱりそうか、でも悪意の匂いはしないんだよなぁ」




素の霞柱様ってこと…？




炭治郎「まぁ、でも…Aには優しいなら良かった！」




炭治郎がニッコリ微笑み言った




ーーーーー
それから一週間が経った…炭治郎は小鉄君と言う子から訓練を受けていて、宿に帰ってこない




刀は鉄穴森さんの代理人に預けた…代わりに護身用の刀を貰った




炭治郎の刀鍛冶さんと一緒に居ることは知っているけど、鉄穴森さんには会えていない




炭治郎「A〜…」




一瞬善逸のように聞こえる声で、炭治郎が私を呼んだ




部屋の入口に近づくと、疲れ切った炭治郎が居た…




『た、炭治郎！大丈夫!?おにぎり食べる？』




炭治郎は頷き禰豆子の箱を下ろした




炭治郎「ありがとう…」




炭治郎がおにぎりを食べ始めた




良かった、食欲はあ…




ギュッ！




『…!?炭治郎？どうしたの!?塩多かった!?』




炭治郎「いや、違うんだ…丁度良い、美味しい…」




『じゃあ…？』




炭治郎「温もりが欲しい…」




…!!炭治郎が甘えてる…




なでなで…




私は優しく炭治郎の頭を撫でた




炭治郎「ありがとう…A、元気になった！」




『良かった』




私がニコッと笑うと炭治郎が急に叫んだ




炭治郎「あぁぁぁ!!俺は嫁入り前の娘になんてことを!!」




夜寝るまで炭治郎は謝ってきた




ーーーーー
今日は、朝から竈門兄妹と遊んだ




三人でお昼寝していると




ムギュ！




…ッポン




炭治郎「ふがっ！」




炭治郎の声と急に頭を触られ、飛び起きる




そこには霞柱様が居た




霞柱様「鉄穴森っていう刀鍛冶知らない？」




炭治郎「わぁ時透君、今俺の鼻つまんだ？」




霞柱様「つまんだ、反応が鈍すぎると思う…ねっ？A」




『えっ？あぁ…でも、炭治郎も敵意があれば気付くよね？』




炭治郎「そうだよ…やだなもう」




炭治郎が手を振りながら言う




『鉄穴森さんは私の刀鍛冶さんですけど』




霞柱様「Aも？」




炭治郎「時透君も鉄穴森さんが刀鍛冶なんだ、銅鐵塚さんと一緒にいると思うよ」




霞柱様「銅鐵塚は何処？」

46話 【丁度いいんですよ/いいんだよ】→←44話 【刀鍛冶の里】

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