18話【次はコーヒーカップだな】 ページ19
A達にバレないように俺はコーヒーカップへと向かった
ーーーーー
コーヒーカップはそこまで混んでないな、いやさっきのアトラクションが異常なだけか
コーヒーカップの近くにある木にまた隠れながら様子を見る
あ〜あ、楽しそうにルンルンして…
可愛すぎんだろ…
ゴンッとおでこを木に打ち付ける、デートをしてる姿なんて見るに堪えないと思っていたらこの有様だ…
やっぱり俺のAはいつでもどこでも可愛いんだな
「すみません…そこのお兄さん？」
『(そうだそうだ)』と一人で納得していると、また急に声をかけられた
なんだ、またさっきの女学生か？今は列の邪魔してないはずだけど…
『はい？』と振り返ると、そこには細身の女性が立っていた
細身の女性「すいません、少しお願いがあって…この子とコーヒーカップに乗って貰えませんか？」
「この子」…？と視線を落とすと、女性のスカートの裾を握る少年が俺を見つめていた
細身の女性「私乗り物酔いしやすくて、でも小学生以下の子供は大人と一緒じゃないと乗れないらしくって…」
「本当にすみません、急にお願いしてしまって…」と女性は何度もペコペコと頭を下げる
俺はちらりとコーヒーカップの方に目をやる
Aとあいつは、入口から離れたコーヒーカップに乗ってる…
一緒のアトラクションに乗れば、もしヤギ野郎がAに何かしてたら気付けるよな
混んでないにしろ人はいるからきっとバレないだろうし…
この親子も可哀想だし…
『分かりました、ボク…お兄ちゃんと一緒にコーヒーカップ乗ろっか？』
俺はしゃがんで男の子と目線を合わせる、すると男の子は元気よく「うん！」と頷いた
細身の女性「本当にありがとうございますっ…!!」
男の子のお母さんに『いいえ』と言って、男の子の手を握りコーヒーカップに入場する
A達にバレないのは、このコーヒーカップかな
『ボク、このコーヒーカップn…』
男の子「ボク青色が良い！」
俺をガン無視で男の子が乗ったのは青色のコーヒーカップ、その先には…
A「コーヒーカップとか久しぶり〜」
ヤギ野郎「回しすぎないでよ？酔っちゃうから」
Aとヤギ野郎っ…!!
近いって、会話をもろに聞ける距離とか近すぎだって…！
でも拒否ってグズられたら更に気付かれる可能性があるよな…
仕方ない、最大限バレないようにしよう
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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alice rose(プロフ) - 星奈さん» 待っててくれてありがとう！ゆっくりにはなるけど色んな小説の更新頑張るね(●´ω｀●) (9月16日 19時) (
レス) id: 1db6021119 (このIDを非表示/違反報告)
星奈(プロフ) - alice roseさん» rose〜！！！ずーっと待ってたよ〜！！(泣)忙しいはずなのに戻って来てくれてありがとう。また会えて本当に嬉しい。ほんとにほんとに、ありがとう (9月16日 5時) (レス) id: 812c513079 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose(プロフ) - 星奈さん» 久しぶり星奈、帰ってきたよ (9月13日 0時) (レス) id: 1db6021119 (このIDを非表示/違反報告)
星奈(プロフ) - この作品も、続き見たいなぁ… (2023年5月30日 22時) (レス) id: 91cc59a311 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose(プロフ) - 美音さん» 楽しく読んで頂けてとても嬉しいです！更新頑張ります(●´ω｀●) (2022年8月31日 21時) (レス) id: 3e6a404999 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：alice rose
| 作成日時：2022年7月27日 10時
