12話【手料理を食べるなんて100年早い】 ページ13
そんな俺に構わず、ヤギ野郎は俺に会えた嬉しさをペラペラと語り続けた
っていうかそもそも！なんでコイツが俺たちの家にいんだよ!!!俺とA2人きりの休日がめちゃくちゃじゃねぇか!!!
『お前っ…！そもそもなんで
ヤギ野郎「えっ？あぁ、Aが招待してくれたんですよ」
えっ…Aが？わざわざ？コイツが来たがったんじゃなくて…俺のAがわざわざ呼んだのか？
ヤギ野郎「Aから聞いてませんか？」
クッソ…聞いてねぇよ！悪いか!!?
A「お兄ちゃんへのサプラ〜イズだよ！」
突然隣にやって来たA、それはそれは嬉しそうな表情を浮かべている
『A！お兄ちゃんの許可なく男を家に上げちゃダメだろ!!!』
A「ころちゃんはただの男じゃなくて彼氏だから良いの！それに２回目だし、お兄ちゃん家にいたし、丁度良いと思って…！」
「ごめんね？」と両手を合わせて俺を見上げるA
可愛いけど、いくら俺でも…俺でもっ…！
『分かったよ、仕方ねぇな』
ダメだった、許しちゃった
Aの願いはなんでも叶えちまうからな…
じゃあなんでヤギ野郎を認めないのかって話だけど…これはヤギ野郎の願いでもあるからだ、簡単な理由だろ
『これ、お土産』
A「あっゼリーの詰め合わせだ！流石ころちゃん、センス良い！」
俺から紙袋を受け取ったAは、ルンルンでお土産のゼリーを冷蔵庫にしまいに行く
そしてそのまま昼食作りに取り掛かった
今日はスパゲッティを作ってくれるらしい、なんでも俺が食べたがっていたからだって
あぁ好き、可愛いなA…
取り敢えず、座って待ってるか
ダイニングテーブルのいつもの位置に座ると、ヤギ野郎も後ろから着いてきて俺の正面に座った
『あっ、おいお前…もしかして、この時間に来たってことは昼飯食っていくのか？』
ダイニングテーブルを挟んだ先にいるヤギ野郎に聞いてみる
違ぇよな？昼飯もう食ってきたんだよな？お前の目的は俺討伐だろ？
ヤギ野郎「はい、そのつもりです…僕の好きなスパゲッティを作ってくれるらしいらしいので」
『……』
ビキッ…と自分のこめかみ辺りの血管が動いたのが分かる
コイツ今なんて言った？
Aの手料理を図々しく食べるだけじゃなく？Aがスパゲッティを作る理由まで我がものにしようとしたぞ…？
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alice rose(プロフ) - 星奈さん» 待っててくれてありがとう！ゆっくりにはなるけど色んな小説の更新頑張るね(●´ω｀●) (9月16日 19時) (
レス) id: 1db6021119 (このIDを非表示/違反報告)
星奈(プロフ) - alice roseさん» rose〜！！！ずーっと待ってたよ〜！！(泣)忙しいはずなのに戻って来てくれてありがとう。また会えて本当に嬉しい。ほんとにほんとに、ありがとう (9月16日 5時) (レス) id: 812c513079 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose(プロフ) - 星奈さん» 久しぶり星奈、帰ってきたよ (9月13日 0時) (レス) id: 1db6021119 (このIDを非表示/違反報告)
星奈(プロフ) - この作品も、続き見たいなぁ… (2023年5月30日 22時) (レス) id: 91cc59a311 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose(プロフ) - 美音さん» 楽しく読んで頂けてとても嬉しいです！更新頑張ります(●´ω｀●) (2022年8月31日 21時) (レス) id: 3e6a404999 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：alice rose
| 作成日時：2022年7月27日 10時
