30話 【色変わりの瞳】 ページ38
霞柱様「……………あれ？なんで？」
霞柱様がきょとんとしながら言う
霞柱様「君…赤い眼じゃないの？」
赤い眼…ああ…そっか
霞柱様は顔を離し首を傾げた
霞柱様「…なんで今は黄色なの？」
『話すと長くなります』
霞柱様「話して」
「立ち話もなんだから」と屋根の上で話すことにした
私は最初のように座り、そのすぐ隣に霞柱様が座った
『えっと…ですね、突然ですが私の瞳は色が変わるんです』
霞柱様「うん」
『自分では反射する物が無いと見られないので確実かは分からないのですが、感情によって変わるんです…』
霞柱様「赤色はどんな感情の時なの？」
『怒りがあるときです』
霞柱様「じゃああの時怒こってたんだ」
『柱合会議の時ですか？』
霞柱様「そう、不思議な娘って思ったよ…でもね君から視線を外すと、嫌な気持ちになった」
嫌な気持ち…？私を見たらじゃなく見なかったら…？
霞柱様「気を失ったあとの事覚えてる？」
『いいえ…ですが蟲柱様や恋柱様から聞きました』
霞柱様「そう…あの時、正直僕も何が起きたか分からなかった、身体がAを欲しがったの」
自分の顔が赤くなるのが分かる…
勘違いとはいえ、美形な男の子にそんな事を言われて赤面しない女の子は居ない…
と…自分に言い聞かせる
霞柱様「……どうしたの？」
霞柱様がさっきよりも顔を近づける
霞柱様「ねぇ…今ね、君の瞳…綺麗な桃色をしてる」
私は口隠しの上からでも分かる恥ずかしさを隠すため、眼を逸らそうとした
霞柱様「…駄目、こっち見て」
霞柱様が両手で私の頬を持ち固定する
顔を動かせないくらい強い力なのに…痛く無い
霞柱様「で…桃色ってどんな感情の時？」
桃色…桃色？……桃色なんてあった？
私は孤児院に居た時、子供達の反応で眼の色を理解してた
炭治郎達といる時も伊之助が善逸を殴った時とかに
〜炭治郎「こら！伊之助！Aの眼が、赤いぞ」〜
ってな感じで知っている色しか言わなかった
『分からないです…初めて聞きました』
霞柱様は顔を離す…けど手はそのまま
少しホッと安心する…けど
また霞柱様は顔を近づける、さっきよりも更に近く…少し動けば接吻してしまうくらいの距離
身体に熱が戻ってくる、恥ずかしい……
すると霞柱様が少し微笑み言った
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alice rose(プロフ) - あいうさん» ありがとうございますm(_ _)m (2021年1月19日 18時) (
レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
あいう - 面白いですね (2021年1月19日 16時) (レス) id: 1883dbefc1 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - あおいさん» そうなのですね、すみません…変えるられるようにしても良かったのですが、設定等でいざこざが出来てしまうので固定にしました、それでもタイトルを褒めていただきありがとうございますm(_ _)m (2020年11月3日 12時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - すごく読みたくなるタイトルで開いてみたら主人公の名字が魔美夜。なんだか感情移入がしにくいかな (2020年11月3日 7時) (レス) id: 777a49a0dd (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - 胡桃さん» コメントありがとうございます。とっても嬉しいです！これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m (2020年8月30日 14時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：alice rose x他1人 | 作成日時：2020年8月30日 9時
