3話 【継子】 ページ4
その日から私は、月花様のお屋敷に置いてもらう事になった
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月花様「さぁどうぞ上がって、今日からここは自分の家だと思ってね」
『申し訳ありません…』
月花様「遠慮しないの、むしろ元気に走り回ってくれたほうが嬉しいわ」
『ありがとうございます』
私が笑顔を見せると、月花様も微笑み、お屋敷を案内して下さった
孤児院とは大違い…綺麗で大きなお屋敷、早く覚えないと迷子になりそう、そして月花様にお風呂に入るよう言われ入らせてもらった
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月花様「おかえりなさい、気持ちよかった?」
『はい、とっても』
月花様「A、こっちにおいで」
月花様に手招きをされお隣に座った
月花様「今から色々な事を話すわ、最後まで聞いてね」
『はい』
月花様はひと呼吸置いてから話し始めた
月花様「まずは、鬼殺隊についてから 政府非公認の組織で鬼を殺すのが仕事、鬼は人を食べて生きる食べれば食べるほど強くなる、鬼は日光に当たるかこの日輪刀で頸を切らない限り死なない」
そう言って月花様は日輪刀という刀を見せた
月花様「中には頸を切っても死なない鬼もいるの」
月花様は日輪刀をしまい私の顔を見て言って
月花様「それでね、Aに提案があるの」
『なんでしょう?』
月花様「Aにも鬼殺隊に入って私の継子になって欲しいの」
『!?』
いきなりで分からなかった、鬼を殺す?そんなのことが私に出来るの?それに継子って?
月花様「いきなり言われても困るわね…ごめんね、でも本気で思ってる…Aに私の継子、私が死んだあと…Aに受け継いで欲しい」
月花様が死ぬ?…やだ…絶対にイヤ…
鬼と戦うと死ぬかもしれないの?
死ぬのはイヤだけど、月花様や他の人が殺されるのもイヤ…
『私に出来るのなら、鬼殺隊に入りたい…月花様や他の人を助けたい守りたい!』
私が真っ直ぐ月花様を見つめて言うと、月花様は私をそっと抱き寄せた
月花様「ありがとう」
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その次の日から、稽古が始まった木刀を持ち素振りや受け身を教えてもらった
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1ヶ月たちだいぶ力が付いた、月花様との打ち合いもたまに勝てるようになった
『月花様、そろそろ前にお話していた呼吸が使いたいです』
月花様「そうね、Aも力が付いたしそろそろ教えてもいい頃かもね」
そして教えて貰った−夜の呼吸−を
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alice rose(プロフ) - あいうさん» ありがとうございますm(_ _)m (2021年1月19日 18時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
あいう - 面白いですね (2021年1月19日 16時) (レス) id: 1883dbefc1 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - あおいさん» そうなのですね、すみません…変えるられるようにしても良かったのですが、設定等でいざこざが出来てしまうので固定にしました、それでもタイトルを褒めていただきありがとうございますm(_ _)m (2020年11月3日 12時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - すごく読みたくなるタイトルで開いてみたら主人公の名字が魔美夜。なんだか感情移入がしにくいかな (2020年11月3日 7時) (レス) id: 777a49a0dd (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - 胡桃さん» コメントありがとうございます。とっても嬉しいです!これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m (2020年8月30日 14時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:alice rose x他1人 | 作成日時:2020年8月30日 9時