11話 【助けなきゃ…】 ページ13
たくさんの人の悲痛な感情が伝わってくる…
善逸「待ってくれ!ちょっと待ってくれないか!」
炭治郎「善逸?どうしたんだ?」
善逸「怖いんだ〜!目的地が近づいてきてとても怖い!」
私が善逸の横にしゃがみ、肩をポンポンすると抱きつかれそうになったから、一歩避けて背中を撫でながら3人の会話を聞いた
すると突然、炭治郎は臭いを嗅ぎつけ森に向かって行った、そして伊之助が微妙に間違った私の名前を呼び、「ついてこい!」と言われ慌てて追いかける…
隊員「た…助けて」
炭治郎が声をかけると、隊員は森へと引っ張られ消えていった、感情だけじゃ何に怯えているのか分からなかった
伊之助に急かされ森へと向かう、ハッと善逸の方を振り返ると伊之助に担がれ、森へと連れて行かれた
ーーーーー
森の中で戦っていても、やっぱり善逸が心配で時々「ボーッとすんな!」って伊之助に言われた
『炭治郎…やっぱり善逸が心配だよ』
炭治郎「…分かった、ここは俺たちが何とかする」
『ありがとう!』
伊之助「はぁぁ?俺は許可してねぇぞ!おい!A子!」
また伊之助が名前を間違えていたけど…今は善逸が心配!こっちから孤独な感情がする、この山で孤独なのはきっと善逸だけ…
ーーーーー
『善逸、どこ?』
どの位走っただろう…
善逸「イヤァァァ!」
『!?』
居た!木の上で泣き叫んでいる善逸を見つけた
『善逸!』
善逸「Aちゃん…来てくれたの?」
?「フフフ…女に助けてもらうか?どうせお前は毒で死ぬんだ、助けてもらっても無駄だ」
大きな蜘蛛…っ違う鬼だ…
善逸「ギャァァァ!登ってくるなちょっとで良いから一人にして、ちょっとで良いから!」
下で善逸の方に行く蜘蛛を倒していると、善逸の声が止んだ、上を見ると…
落ちてる…
木から落ちてる!
『善逸!』
善逸「雷の呼吸 壱の型…」
『!?』
急に善逸が型を構え始めた、何度も…何度も…
ッガハ!
『血!』
すぐに善逸に駆け寄り背中を擦る、血を吐いた…毒がもうそんなに?…どうすれば…助けなきゃ…
蜘蛛の鬼「ハハハ、馬鹿だなお嬢ちゃん!そいつに近づくと毒が移るぞ!二人揃って死ぬのか…?」
ドスッ
『!?』
小さな蜘蛛が飛んできたときに、善逸に突き飛ばされた…
そして善逸は蜘蛛に囲まれた…
蜘蛛の鬼「ハハハ!これでコイツも!」
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alice rose(プロフ) - あいうさん» ありがとうございますm(_ _)m (2021年1月19日 18時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
あいう - 面白いですね (2021年1月19日 16時) (レス) id: 1883dbefc1 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - あおいさん» そうなのですね、すみません…変えるられるようにしても良かったのですが、設定等でいざこざが出来てしまうので固定にしました、それでもタイトルを褒めていただきありがとうございますm(_ _)m (2020年11月3日 12時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - すごく読みたくなるタイトルで開いてみたら主人公の名字が魔美夜。なんだか感情移入がしにくいかな (2020年11月3日 7時) (レス) id: 777a49a0dd (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - 胡桃さん» コメントありがとうございます。とっても嬉しいです!これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m (2020年8月30日 14時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:alice rose x他1人 | 作成日時:2020年8月30日 9時