[僕が/俺が守ります](赤井*安室)

33-赤井side- ページ37

-赤井side-






コ｢Aさんは誰かに
突き落とされたらしい。」





俺の勘は当たってしまったな。





｢そうか…。
でも命に別状がなかっただけでもよかった。」





守ってやると言いながら、
守ってやれなかったな。




姿は違っていても、
あの時、無理矢理にでも
Aを自宅まで送り届ければ
こんな事件にはならなかったはずだ。




FBIの切れ者…


なんて周りから言われていても、
所詮俺はこの程度の人間だ。




すまん、A…







コ｢赤井さん！
あの…あのね…」




ボウヤにしては珍しく、
言うべきか言わないべきか
悩んでいるんだろう。




｢俺に何か聞きたいことがあるんだろ？」





そう俺が言うと、
ボウヤがは一つ頷いた。









コ｢赤井さんとAさんって
恋人同士なの？」

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