アリスの不思議英雄記2 【ヒロアカ】

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side→有栖川

「ケンカして」
「謹慎〜〜〜〜!?」
「馬鹿じゃん!!」
「ナンセンス!」
「馬鹿かよ」
「骨頂ー」
「ぐぬぬ」

朝起きて共同スペースに来てみると
緑谷と爆豪が掃除機をかけていた

「何してんの…」
「Aおはよー!」
「なんか昨日二人がケンカしたらしいよー」
「昨日?試験終わった後で?」
「らしいな」
「馬鹿なの…?」
「ぐぬぬ…!!」

ちらりと床を見る

「…」
「有栖川ー?行くよー」
「…ほこり」
「ん?」
「残ってる、ほこり」
「ご、ごめん!!」
「潔癖か!!」
「違うけど」

いくつかまだ文句は言いたかったが
皆に引っ張られて学校へ

そして今は始業式のためにグラウンドへ向かっている

「皆いいか!?
列は乱さずそれでいて迅速に!!
グラウンドへ向かうんだ!!」
「いや、おめーが乱れてるよ」
「委員長のジレンマ!!」
「入学式出れやんかったから
今回も相澤先生何かするんかと思った」
「まー4月とはあまりに事情が違うしね」

下駄箱に差し掛かった時
B組の連中に会った
彼らは仮免全員受かったらしい

:

グラウンドでの集会が終わり
A組の教室へ戻ってきた
話は全然聞いていなかったが←
皆の反応を見ると興味深い内容があったらしい

「ごめんなさいいいかしら先生」

蛙吹が発言する

「さっき始業式でお話に出てた
"ヒーローインターン"って
どういうものか聞かせてもらえないかしら」
「そういや校長が何か言ってたな」
「俺も気になっていた」
「先輩方の多くが取り組んでらっしゃるとか…」
「それについては後日やるつもりだったが
…そうだな
先に言っておく方が合理的か…
平たく言うと"校外でのヒーロー活動"
以前行ったプロヒーローの下での職場体験…
その本格版だ」

その後も少しだけ説明があり
英語の授業に移った

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