>>78 ページ39
side→有栖川
「うぇぇ…」
「多いな…!」
「多いね…!」
「有栖川ー大丈夫かー?」
「人…どこを見ても人…きもい…無理…」
「Aさん!しっかり!!」
あの後何故か数人に囲まれ
やっと入ってきた雄英の輪の中に飛び込み
着替えて会場で集合したのだが…
人が多い
多すぎる
「えー…ではアレ
仮免のヤツを
やります
あー…僕
ヒーロー公安委員会の目良です
好きな睡眠はノンレム睡眠
よろしく
仕事が忙しくてろくに寝れない…!
人手が足りてない…!
眠たい!
そんな信条の下
ご説明させていただきます」
ぐったりとした様子で説明者が話す
私も寝たくなってきた
こんな人混みの中で寝たくはないが
一次試験は勝ち抜け
受験者1540人から先着100人が一次通過
通過するには
個人が付けている三つのターゲットを
ボールを当てて発光させる
ただし三つ目のターゲットを発光させた者が倒したことになる
それを二人にやれば通過
ボールは一人六つ
二つ発光したターゲットがいればボールは一個で済むし
一人に絞って三つ同時に当てることもできる
まぁ合格ラインぴったりだが
「えー…じゃあ展開後
ターゲットとボール配るんで
全員に行き渡ってから一分後にスタートとします」
そしてその後すぐに
部屋が展開された
展開された部屋の先には色々な地形が広がっている
いつぞやかの…USJみたいなとこだな
ターゲットとボールをもらい
身体にターゲットをつける
「先着で合格なら…同校で潰し合いは無い…
むしろ手の内を知った仲でチームアップが勝ち筋…!
皆!あまり離れず
一塊で動こう!」
緑谷が呼びかけたが
爆豪や切島、轟が抜ける
他数人ももういない
「あ」
「どうしたの有栖川さん!」
「私もすぐ抜ける」
「えっ!?」
「ごめん…」
3
2
1
「勝ち抜けって得意だから」
START!!
「『時計うさぎ』
一次試験
突破」
そこら辺に飛んできた奴のターゲットを三つ当て
それをまた隣の奴にもやる
「脱落者2名!!
…え、まだ10秒も経ってない!?」
「っは?」
「なんで…!?」
「そっか有栖川さんの個性!」
「『時計うさぎ』はずるい!」
「しかもAちゃん…体育祭に出てないわ」
「しょうがない
じゃ…頑張れ」
一人その場を去る
「えー…現在通過1人です…
あ、情報が入り次第私がこちらの放送席から
逐一アナウンスさせられます」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 135人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無(プロフ) - もちさん» ありがとうございます。コメントを読んでいたらいつの間にかガッツポーズしていました…。(笑)とっても嬉しいです!!頑張ります!! (2018年7月3日 18時) (
レス) id: 0fdfaa66b3 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - コメント失礼します……。読み進んでたらいつの間にか泣いてました。びっくり。いいお話をありがとうございます。この作品大好きです！更新頑張ってください！楽しみに待ってます！！ (2018年7月3日 14時) (レス) id: 8b19b439f9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：名無 | 作成日時：2018年4月1日 6時
