赤司くんはちょっと抜けてる【黒子のバスケ】

―48―赤司くんはちょっと抜けてる ページ50

『私が葉山先輩を!?ち、違う！勘違いだよ！』




私たちは一旦落ち着くと、赤司くんは事の経緯を話してくれた

どうやら私が葉山先輩の事が好きだと勘違いしていたらしい




『浅草で探してた物を葉山先輩がたまたまくれただけで深い意味は……;;』


赤「すまない、僕の早とちりのせいで……」


『ううん、びっくりしたけど大丈夫だよ』




それを言ったら黛先輩からももらったことあるし、根武谷先輩と牛丼も食べたし、実渕先輩に服選んでもらったりしてるんだよなぁ;;




『あ、そうだ！これ……クリスマスプレゼントなんだけど』




服を選んでもらった時、ついでにプレゼントも買っておいた




赤「マフラーと手袋……」


『大した物じゃなくてごめんね』


赤「ううん。嬉しいよ、ありがとう。大事にする」




私はそれを聞いてホッと肩を撫で下ろした

喜んでもらえたみたいで良かった




赤「僕からもプレゼントがあるんだ。受け取ってくれるかな？」


『！』




そう言って赤司くんが取り出したのは、小さな箱だった




『ゆゆ、指輪!?//』




予想外のプレゼントに思わず動揺が隠せなかった

箱の中に納まる宝石が光によって煌く




赤「気に入らなかったかな……？」


『い、いや、少し驚いただけで、すごく嬉しいよ！;;』


赤「良かった。Aの為に選んだ甲斐があったよ」




プレゼントが指輪って、まさか……




『これって、どういう意味なんだろう……』


赤「玲央達に相談したら、指輪がいいと助言されたんだが……」




私はそれを聞いて、つい笑い出してしまった

きっと、また先輩達が変な事ばかり言ったんだろうな




『赤司くんって、やっぱりちょっと抜けてる』




Fin.




＿＿＿＿＿


こんにちは！作者のみかんです！


この度は、赤司くんはちょっと抜けてる【黒子のバスケ】を最後まで読んで頂き、ありがとうございました!!


無事に完結できたのは高評価、お気に入り、温かいコメントをくださった読者様のおかげです(泣)


作者的にはもう少しギャグ入れて可愛い赤司様にしたかったんですが……(ﾎﾞｿﾎﾞｿ

でも書き終わる事ができて嬉しいです!!


本当に本当に、いたらない作者でしたが、ありがとうございました!!

まだまだ活動していくので、また皆様にお会いできる日を楽しみにしています!!


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