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部屋に帰ると私が借りてきたDVDを紫耀も見ると言い出し、、
『多分、全っ然好きじゃないやつだと思うよ?』
「ええよ。俺、1人で映画見れんからあんま映画見えんのよね…」
うん。映画見れんから映画見えん…相変わらず伝えたい事は何となくわかるけど下手くそな日本語(笑)
『私は飲むけど紫耀は??車だからいらないか』
「え?もう飲むん?まだ外明るいやん」
『だって今日は1歩も出ないつもりで夕飯の用意も買ってあるし。じゃあ紫耀はお茶でいい?』
「んー、、、やっぱ泊まるから俺も飲んじゃう♪」
『はいはい。』
泊まるんだ…なんてニヤけそうになる顔をなるべく取り澄まして二人でベットの上に座って缶ビールを開けた
「で…、何の映画なん?恋愛モノ?ファンタジー?」
『映画じゃないよ。海外ドラマ。』
「へー、、、」
再生し出してしばらくは真剣に見てた紫耀の様子がおかしくなってきた
「な、、なぁ…Aこれって何のドラマなん?」
『ウォーキング・デッド。ゾンビだよ。』
その瞬間にゾンビと化した女が襲いかかってきて
「うわぁぁぁぁぁー!!」
って飛び跳ねるからこっちがその声にびっくりした
『ちょっと、びっくりさせないでよ!!』
「だ、、だって…、、あ、ぁ…あぁぁ〜」
どんどん喰われて行く住人達を見ながら
いちいち私の腕にしがみついて怖がってる紫耀が可愛くてクスクス笑っていると
「Aこーゆうの好きだったの…?」
『うん。割と。』
「カッコイイね…。」
って意味不明な褒め言葉を頂いた
1巻見終わるまでにギャーギャー言って憔悴してるくせに辞めようか?って聞くと見るって子供みたいな負けず嫌いで最後まで見てた(笑)
とりあえず1巻見たから夕飯の支度をして2人で食べる事に
炒飯にわかめスープと言うさっきの高級和食からはかけ離れすぎてて申し訳ないんだけど、、
『ごめんね。給料前だし1人で食べる気だったからこんなもんしか用意無くて…』
「全然ええって!俺、Aの手料理好きよ?」
『ありがと。』
そういう、たまに急に投げ込んでくる直球ストレート球やめて欲しい、、
こっちは打ち返すどころかデッドボール食らっ
て息の根が止まりそうだ。
『酔ってるね…』
「ちょっとだけなっ(笑)」
食べ終わって片してる間に『お風呂入ったら?』って聞いたら「おんー。」って、、向かって行く姿に何だか同棲してるみたいで…
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Alice(プロフ) - ひかるさん» お返事遅れました(>人<;)一気読みありがとうございます(≧∇≦)このお話は私の夢と理想が全部注ぎ込んであるので(笑)可哀想なくらい良い奴の岸くんとエロ紫耀君の狭間という幸せすぎる展開を楽しんで頂けて良かったです( *´艸`) (2018年10月20日 0時) (レス) id: 6abfb3b6fc (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - 最初の切ないはじまりから幸せな結末まで面白くて一気読しちゃいました。岸くんいいひと過ぎて笑 紫耀くんのふわふわした雰囲気はそのままのエロキャラとかたまらんです、あれは流されちゃうなぁ/// (2018年9月28日 20時) (携帯から) (レス) id: 075c6f1d28 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - えりさん» ありがとうございます(≧∇≦)そうなんです…岸くんがいい奴過ぎて好きにならずにいられないのに甘えん坊紫耀くんには勝てませんね〜( *´艸`)良かったら続編もありますので合わせて読んでみてください! (2018年9月26日 17時) (レス) id: 6abfb3b6fc (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - 一気に読ませていただきました!めっちゃ、面白かったです^_^岸くんに心を持っていかれそうになりましたが…やっぱり最後は小悪魔可愛い子犬の紫耀君にがっつり掴まれました^_^ (2018年9月20日 21時) (レス) id: faf246fb32 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 絢葉さん» コメントありがとうございます☆そうなんですよ〜続編は作ってなかったんですよね〜( ̄▽ ̄;)自分の中ではハッピーエンド気分だったのですが続編を希望して下さる貴重な方がいて下さるので考えてみようかと思っております!(≧∇≦) (2018年8月3日 23時) (レス) id: f9db7a188c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Alice | 作成日時:2018年7月20日 17時