SWEET EVERYDAY . . . （ Ⅱ ） (ページ33)

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alan's time ページ33

Aサイド

昨日は亜嵐くんの誕生日だったんだけど

仕事の都合上、帰りが翌朝になってしまうことに。

『ただいまぁ』

「あっ！おかえり」

「それと .. 誕生日おめでとう」

そう言うと荷物を投げ捨てて私に抱きついてきた

『有難う昨日からお前にすげぇ会いたかった』

どうやら今日の亜嵐くんは甘えたさんみたいです

リビングに入ってからというもの、私がソファーに座ると

膝に頭を乗せてきた亜嵐くん

「昨日寝てないの？」

『あんまり .. ふぁ～ ... 』

「お疲れさま」

私のお腹に顔を埋めて腰に手を回してきて

むぎゅむぎゅしてくるのがくすぐったい。

「今日の夜何食べたい？」

『にく .. 』

「トマトは？」

『うるせぇ』

「そこはガン萎えパリピじゃないんだ」

『いーの黙っとけ』

トマトが大嫌いなんて小学生みたい。

未だに幽霊とかおばけに対してビビりだし

ちょっとお口悪いときだってあるけれど

やっぱり私には亜嵐くんしかいないんだなって

こういう時に凄く思わされる。

「肉ねわかった」

『よっしゃ』

顔を上げてヒヒッ、と笑う貴方が可愛くて。

普段のイケイケはどこに行ったの？と言いたい

『なぁ、A 』

「ん？なに？」

『有難う』

『お前がいなかったらって思ったらさ .. 』

と目を見ると少し涙ぐんでいる亜嵐くん

ほんとにどうしちゃったの今日(笑)

「なんで泣いてんのよもう～」

『そんなの俺が聞きてえわ』

目を真っ赤にして腕でゴシゴシと涙を拭く君の姿

何か想いが亜嵐くんの中で駆け回ってるんだろうね

「こっちこそ有難う」

『ん、俺お前のことめっちゃすき宇宙１すき』

「そんなこと言う亜嵐くんがいちばんすきだよ」

って言ったら目を腫らした状態で起き上がって

ん？って顔をしたら突然暗くなる私の視界。

『俺のこと泣かしたんだから

今からお前のこと泣かせてもいい？』

ギャップがありすぎる貴方がだいすきです

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ちょっと .. よく分からなくなった .. (笑)

亜嵐くんが泣いちゃうなんて想像したらもう

うわあああってなっちゃいました(うるさい)

バースデイとはかけ離れた感じですが

亜嵐くん誕生日おめでとう！

今年も素敵な年になりますように

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