yuta's time ページ27
Aサイド
「 たかし 」
『 ん？ 』
「 たかしタンクトップ ほしい 」
『 欲しいん？ 』
この間 ジェネ高のプレゼント企画で
裕太がいつも書くたかしのタンクトップがあって
それめっちゃ可愛いの 。
「 ほしい！ 」
『 そんな言うんやったら聞いてみるわ 』
「 やったー！ 」
『 目キラッキラやん(笑) 』
「 だって嬉しいもん 」
『 もんって A可愛すぎやろ〜 』
と言いながらソファーに座りあっていた裕太が
私を襲ってきた
「 もー裕太重い！ちょっと！ 」
『 なに〜 』
「 そんなことする人には〜 」
『 あ ちょ 、やめてA 、ハハッ！ 』
「 こちょこちょ〜(笑) 」
『 わかったわかった！(笑)やめて！ 』
「 ごめんなさいは？ 」
『 ごめ 、なさい 、』
そうして私がこちょこちょをする手を止めようとすると
寝転んでいたけど バランスを崩してしまって
『 あぶな 、』
「 わ 」
ソファーから落ちそうになった瞬間
裕太がぐっと引っ張ってくれて
裕太との距離が約３センチ 。
「 近い 、よ 」
『 何が？ 』
「 だから 、その 、」
『 顔赤くなりすぎやろ 』
「 うるさい 」
『 りんごちゃんみたい 』
「 わかったから 降りて 」
『 やだ 』
子供みたいに小競り合いをする私たち
でも助けてくれた裕太の手はいつまで経っても
私の腕をぎゅっと掴んで離さない 。
「 ちょっと 、ほんとに降りて 」
『 嫌やって 』
「 どうしたらいいのじゃあ 」
『 チューして 』
「 ... 」
一瞬答えられなくなって黙っていると
もう喋れなくなった口
「 ゆ 、った ... 」
『 ハァッ 、遅いねん 』
「 そんな事言われても 」
『 もう俺今日スイッチ入ったから 』
「 まだやること終わってない 」
『 今日ぐらいええやん 』
もう私には拒否権が無いみたいです
そのまま抱き上げられて 裕太にされるがまま 。
『 可愛い身体 』
『 Aちゃん いただきまーす 』
宇宙人が狂変したとき
·
新作のお知らせです
R a i n b o w .
本当は これが終わったら出そうと思ってたのですが
私が待ちきれなくて公開しました(笑)
ほっこりパパストーリーをお届けいたします ☺
たまに キュン 、も織り交ぜながら ...
ぜひぜひ こちらも楽しんで頂けると嬉しいです 。
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作者名：りぼん | 作成日時：2017年5月4日 20時
