reo's time ページ25
Aサイド
カーテンの間から差し込む光で目覚める朝
目の前には お塩対応で有名な佐野玲於
「 ほくろ 」
ツンツン 、と触っても起きない 。
ほんと テレビで見る玲於とは大違い 。
「 朝ごはん作ろーっと 」
そう思ってベッドから出て キッチンへ
朝のニュース番組を見ながら 、
包丁を動かしていると 背中に感じる重み 。
「 おはよ 玲於 」
『 はよ 』
「 今包丁使ってるから危ないよ 」
『 ん 』
ん 、じゃなくてさ 。玲於さん 。
「 ちょっと重いってば 、」
『 A 』
「 なに 」
『 すき 』
はっ 、？！なに今日台風でも来るんじゃない？
『 Aは？俺のことすき？ 』
「 すき 、だよ 」
『 耳真っ赤じゃん 、んふ 』
「 はぁ 、うるさいな〜 」
と言うと 耳に走る痛み
このやろ 、耳噛んだな 。
「 ねぇそれ痛いからやめて 」
『 やだ 』
小学生かよ 、なんて言葉は言わないでおく 。
「 ちょっと 、ほんとに今から火使うの 。
火傷しちゃうよ？いいの？ 」
『 チューしてくれたら 』
「 なんでそんな交換条件 」
『 じゃあどかない 』
これはもうキスするしかないと 、
玲於の唇に私の唇を合わせる 。
すると 頭を押さえつけられて 、
玲於の舌がスルッと入り込んでくる
「 れおっ 、ハァッ ... 」
苦しくて苦しくて かったい胸筋をバンバン叩く 。
『 はぁ 、もう俺朝ごはんこれでいい 』
「 もうっ 、ふざけないでよ 」
『 お前 上手くなったな 』
「 そりゃ 毎日というほどあなたにされてますからね 」
『 もう1回する？ 』
「 結構です 。はいチューしたからあっち行ってくださーい 」
朝からお砂糖たっぷりの玲於 、
悪くないと思ってしまった私
まあ 、どんな玲於も だいすきなんだけどね
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有難うございます ... 。
ほんっとうに嬉しいです 。
これからも みなさんに沢山のお話を届けられるよう
頑張りますのでよろしくお願いします ( ; ; )
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作者名：りぼん | 作成日時：2017年5月4日 20時
