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その47 リア充爆弾で爆誕!!  by社長 ページ18

「見て!新しいタイプのリア充爆弾だよ!!」

社長がまたリア充爆弾を開発したようだ。

椿と蒼がムーンウォークで逃げていく……。

『リア充のそばでは使わないようにね!』

社長に忠告しておいた。

「大丈夫。これは、思っていることを素直に言ってしまうタイプのだから。」

『なるほど。つまり、効く場合と悪化させる場合があるのか。』

「そういうこと。とりま林で試してみよう。」

社長が林に向かってリア充爆弾を投げると、ブツはカオスな音をたてて爆発した。

「好きだ!!付き合ってくれ!!」

林は突然かぐやに壁ドンした!

……フラれちまえ!

「え!?私?」

かぐやは困惑している。

そして、林に対して僅かな嫌悪感をいだいているようだ。

プライバシー保護の為、彼女の脳内透視はしないでおくが。

「大好きだ!!」

林のクソデカハイパーウルトラミラクルメガボイスが物凄くうるさい。

「あー。ちょっと、それは……無理ですね〜」

かぐやは林を振った。林、ざまあ!

林は気絶し、ついでに地面に10cmほどめり込んだ。

下の階から苦情が聞こえてくる。

『ところで、かぐやはどうして林と付き合いたくないの?』

ふと気になったので質問してみた。

「それは秘密〜」

『教えて教えて!!』

脳内透視をすればすぐに答えがわかるのだが、私は優しいのでそんな事はしないぞ。

「あー。ちょっと、それは……無理ですね〜」

なんだろう。今のセリフへの既視感が半端ない件について。



「よし。今度は、ワカメに使ってみよう!」

社長はどうやらリア充爆弾を作りすぎたようだ。

「俺?別にいいけど。」

社長はワカメにリア充爆弾を使おうとした。

しかし、間違えて自分に使ってしまったのである。お疲れ。

社長の顔がみるみるうちに赤くなっていく。

「……好き。」

社長は結菜を見て、そう呟いた。

「ど、どしたの?」

結菜は困惑している。しかし嬉しそうでもある。

社長は、結菜の困惑した顔をみてふと正気に返ったようだ。

「べ、別に結菜の事なんて好きじゃないもん!付き合いたいとか思ってないもん!」

しかし、いつものごとく発言するほど墓穴を掘っている。

「私も、社長……月里の事が好きだよ。」

「それなら、俺と付き合ってくれる……?」

「勿論!」

このようにして片方が撃沈し、もう片方は爆誕したのであった。



リア充爆弾の効果でリア充が爆誕してもよいのだろうか?

リア充爆発協会に怒られそうである。

その48 ヒャッハー!!!  by咲紗→←その46 それは、誰にもわからない……。  by咲紗



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作者名:紅葉姫 | 作成日時:2022年5月11日 8時

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