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百十八話:裁判3 ページ32

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炭治郎が叫ぶ


炭「聞いてください!!
俺は禰豆子を治す為に剣士になったんです
禰豆子が鬼になったのは二年以上前のことで
その間禰豆子は人を喰ったりしてない!」


宇「話が地味にぐるぐる回ってるぞアホが
人を喰ってないこと
これからも喰わないこと
口先だけでなくド派手に証明してみせろ」

時(何だっけあの鳥...ええと...)


甘「あのぉ、でも疑問があるんですけど
お館様がこの事を把握してないとは
思えないです
勝手に処分しちゃっていいんでしょうか?」

『...』

甘「いらっしゃるまで取り敢えず
待った方が...」




炭治郎が叫んだ


炭「妹は俺と一緒に戦えます!!
鬼殺隊として人を守るために戦えるんです
だから___」

「オイオイ、何だか面白い事になってるなァ」




不意に声がした

その方を見る


隠の人が慌てて言う

隠「困ります不死川様
どうか箱を手放してくださいませ!」



そこには、風柱である不死川実弥が立っていた

禰豆子が入った箱を片手に__



実「鬼を連れた馬鹿隊員はそいつかいィ
一体全体どういうつもりだァ?」


甘(不死川さんまた傷が増えて素敵だわ)

し「不死川さん勝手な事をしないで下さい」
『実弥、その箱を放して』

甘(しのぶちゃんとAちゃん怒ってるみたい
珍しいわね、カッコイイわ)




実弥はしのぶとAを無視して言う

そして刀の鯉口を切る


実「鬼が何だって?坊主ゥ
鬼殺隊として人を守るために戦えるゥ?
そんなことはなァ
ありえねぇんだよ馬鹿がァ!」





実弥が刀を抜き、禰豆子が入った箱を刺す

刀が、箱に突き刺さる


が、その刀は箱を貫通せずに
途中でピタリと止まる




皆が驚いたような表情をして
目を見開く

実「...!A、お前...何やってんだ!」

『...』



刀が止まった理由は
Aが一瞬で距離を詰めて
刀を掴んで止めたからだ

勿論素手で掴んでいるため
刃を握っているAの手は切れて
血が滴り落ちる


刃を掴んで止めるなど正気の沙汰じゃない

普通なら痛みで声を出してもいい筈なのに
Aはそれを一切表情に出さずに
冷たい瞳で実弥を見る



『(...ごめん、禰豆子
もう少し早かったら痛い思いせずに済んだのに
本当にごめんね__)

実弥、刀を抜いて
これは裁判だよ、判決を決める前に
手を下すなんて__気が早すぎじゃないの?』




そう言ってAは更に強く刃を握る
手が、肉が深く切れる
血が滴り落ちる


実「お前...!!」

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作品ジャンル:アニメ
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particle e(プロフ) - いえいえ (2020年3月15日 0時) (レス) id: 951567228e (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - みかんさん» 番外編、楽しんで貰えて何よりです!実は今、このシリーズを書くので手一杯な状態なので新たに作品を書くのは難しいんです...すみません!いつか番外編の内容で話を書けたらいいなと私も思っています。 (2020年3月15日 0時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - particle eさん» すみませんでした!ご指摘ありがとうございます! (2020年3月15日 0時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
particle e(プロフ) - 13ページの珠世さんの台詞のところに禰「」って書いてありました (2020年3月14日 21時) (レス) id: 951567228e (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 番外編めちゃめちゃ好きなので別の作品として描いてほしいです、、!! (2020年3月12日 16時) (レス) id: 671a807c78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:来羅 | 作成日時:2019年12月9日 22時

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