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居なくなったAの面影を求めるように
ずっと柊屋敷に居た家族と継子二人が
庭に出て鬼と対峙する
炭治郎、禰豆子、義勇、錆兎、真菰
秋人、楓がその鬼の姿を見て驚く
その鬼が此方を見て言う
『ん?なんだ鬼狩りが居たのか
それにしても何?その顔は』
Aだった
Aが居た
だが今までとは違う
鬼だ、完全に鬼と化していた
長い、黒い髪を下ろして後ろに簪を付け
着物を来ている
口には牙が生えていて
瞳には上弦零と刻まれていた
その美しい鬼が冷たい瞳で炭治郎達を見る
炭「Aさんっ!!」
炭治郎が駆け寄ろうとする
それを義勇と錆兎が震える手で止める
錆「...ッ行くな、あれはAじゃないっ」
義「そうだッ、Aはもう...」
炭「何を言ってるんだ!!
Aさんは俺達の家族だ!
帰ってきたなら俺達がちゃんと迎えなきゃ
いけないだろう!!」
禰「う゛ぅーーっう゛ー!」
真「炭治郎...」
秋「...ッ」
楓「師範...ッ」
Aは静かに言う
『何で私の名前を知ってるのかな
もしかして、私の知り合いだった?』
全「!!」
知り合い___なんて軽いものじゃない
俺達は__
炭「家族です!!」
炭治郎が叫ぶ
『家族?君達から血の繋がりは感じないけど?
嘘を言うのも大概にしなよ』
そう冷たく言い放つA
それに全員が泣きそうな、つらそうな表情を
浮かべる
『まあいいや、下らない戯れ言を言いたいなら
好きなだけ言えばいい
どうせ君達は死ぬんだからさ』
全「!!」
その言葉に全員が刀を構える
するとその時___
煉「無事か!」
宇「で、上弦の鬼は__」
他の柱のメンバーが到着した
そしてその柱達がAの姿を確認する
すぐに驚きの表情が浮かんだ
し「Aさん...ッ」
時「...本当に、鬼なんだ」
甘「そんなっAちゃん!!」
『また人間が増えた
まあ別にいいけど』
人が変わったかの様に冷たく言うA
だがその綺麗な笑みはそのままだった
そして、刀を構えないのを見て
Aの周りの空気が変わる
『なんで攻撃してこないの?
君達は鬼狩りじゃないの?
まさか戦いも出来ない腰抜け?
はあ...つまらなすぎる』
その言葉と共に威圧感が増す
すると声がした
実「風の呼吸 壱ノ型 塵旋風・削ぎ」
伊「蛇の呼吸 伍ノ型 蜿蜿長蛇」
悲「岩の呼吸 参ノ型 岩躯の膚」
Aに向けて攻撃が仕掛けられた
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particle e(プロフ) - いえいえ (2020年3月15日 0時) (レス) id: 951567228e (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - みかんさん» 番外編、楽しんで貰えて何よりです!実は今、このシリーズを書くので手一杯な状態なので新たに作品を書くのは難しいんです...すみません!いつか番外編の内容で話を書けたらいいなと私も思っています。 (2020年3月15日 0時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - particle eさん» すみませんでした!ご指摘ありがとうございます! (2020年3月15日 0時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
particle e(プロフ) - 13ページの珠世さんの台詞のところに禰「」って書いてありました (2020年3月14日 21時) (レス) id: 951567228e (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 番外編めちゃめちゃ好きなので別の作品として描いてほしいです、、!! (2020年3月12日 16時) (レス) id: 671a807c78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来羅 | 作成日時:2019年12月9日 22時