【鬼滅の刃】鬼を以て鬼を制す 参

百二十話:裁判5 ページ34

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お館様がお見えになった


館「お早う皆、今日はいい天気だね
空は青いのかな？
顔ぶれが変わらずに半年に一度の“柱合会議”を
迎えられたこと嬉しく思うよ」

炭(傷...？いや病気か？
この人がお館様？)



炭治郎がそう思っていると
実弥が炭治郎の頭を掴み、地面に押さえつけた


炭(速い！！全く反応出来なかった
この...！！)

そして、炭治郎は他の柱を見て目を見開いた


全員が一列に並び、膝まずいていたからだ



実弥が言う


実「お館様におかれましても御壮健で何よりです
益々の御多幸を切にお祈り申し上げます」

館「ありがとう実弥」

甘(私が言いたかった、お館様にご挨拶...)


実「畏れながら、柱合会議の前に
この竈門炭治郎なる鬼を連れた隊士について
ご説明いただきたく存じますが
よろしいでしょうか」

炭(知性も理性も全く無さそうだったのに
すごいきちんと喋り出したぞ)



館「そうだね驚かせてしまってすまなかった
炭治郎と禰豆子の事は私が容認していた
そして皆にも認めて欲しいと思っている」

全「！！」


悲「嗚呼...たとえお館様の願いであっても
私は承知しかねる...」

宇「俺も派手に反対する
鬼を連れた鬼殺隊員など認められない」

甘「私は全てお館様の望むまま従います」

時「僕はどちらでも...
すぐに忘れるので...」

し「...」

伊「信用しない信用しない
そもそも鬼は大嫌いだ」

煉「心より尊敬するお館様であるが
理解出来ないお考えだ！！
全力で反対する！！」

実「鬼を滅殺してこその鬼殺隊
竈門・冨岡両名の処罰を願います」


『＿＿私は炭治郎と禰豆子の事を認めます
それに、もし炭治郎と義勇が処罰を受けるので
あれば私と錆兎も同じです』

錆「ああ、Aの言う通りだ」

実「待て、お前らが隊律違反を犯したって
報告は上がってねぇんだ、黙ってろォ」

『事実だよ
それとも何？家族可愛さに口裏合わせて
言っているとでも思って？』



Aが冷たい表情でそう言い放つ
人が変わったかのように冷たい

周りの空気が冷たく、ピリピリとする


炭(さっきから...怒っている匂いがする
そしてすごく冷たい
本当にAさんなのか？)




そこでお館様が言う


館「手紙を」

「はい」



お館様のご息女が手紙を取り出した


「こちらの手紙は元柱である鱗滝左近次様から
頂いたものです
一部抜粋して読み上げます」




(作者から)

手紙読んでいるご息女が
誰なのかわからないので表記なしになってます

すみません

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