五十六話:そういう奴 ページ11
Aside
私は庭がよく見える縁側に座って
鏑丸を構っていた
すると暫くして実弥と小芭内が来た
『話は済んだ?
...って、なんでそんな戦闘後みたいな事に
なってんの?』
二人を見ると
互いに隊服はボロボロ、顔にも傷作って___
喧嘩でもしたのか...
私は呆れながら言う
『二人共...喧嘩するのは自由だし
止めはしないけど顔に傷作るのはやめなよ?
二人共綺麗な顔してんだから』
実/伊((綺麗なのはお前だ、馬鹿))
すると、二人が私の隣に座る
小芭内が手に持った包みを私に渡した
伊「此処に来る途中で甘味処に行って
お前の好きなわらび餅買ってきた」
『...!!』
実/伊((すごくわかりやすい反応))
『ありがと!じゃ、一緒に食べよ!』
と言い、三人でわらび餅を食べながら会話をした
実「そういえば上弦の鬼と遭遇したらしいな」
すると、Aの笑顔が少し曇った
『あぁ...うん、上弦の弐とね』
実「どんな奴だったんだァ?」
『えっと...頭から血を被ったような
いっつもニコニコ笑ってて
厄介な血鬼術使う奴だったなぁ
あと、私を口説こうとしてた変な奴だった』
実/伊「「はぁ?」」
それを聞いて実弥と小芭内の顔に青筋が浮かぶ
『俺好みとか可愛がってから食べてあげるとか
鬼になって一緒に暮らそうとか
とにかく変な事ばっか言ってた奴で___
あと...抱きたいとか言っ___』
青筋を浮かべた二人はわかりやすく殺気を出し
刀に手を伸ばした
伊「おい、そのふざけた鬼はどこにいる」
『え?』
実「Aを口説くなんてなァ
鬼ごときにAを渡すわけねェだろ
頭沸いてんのか」
伊「不死川の言う通りだ
しかも鬼がAを抱く?
冗談じゃない、Aの貞操は俺が守る」
『いや、自分で守れるから』
実「あァ?じゃあもし此処で俺達二人に
襲われたらどうすんだァ?Aよォ」
『取り敢えず二人を死なない程度に
再起不能にさせるよ?
暫くは蝶屋敷でお世話になるだろうね』
実/伊((...笑顔が怖い))
『なんなら男の急所蹴り上げてやっても
いいんだけど?それ覚悟でやってみる?』
Aの発言にサアーッと血の気が引く二人
実/伊((Aならやりかねない
というか絶対やる))
普段、綺麗な見た目しておいて
こんな事を言うなんて誰も想像しないだろう
だが、Aと関わっているとわかる
優しいし仲間思いだが時々口は悪いし
容赦のない事を簡単に言うしする
Aはそういう奴だ
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来羅(プロフ) - 璘さん» ありがとうございます!無惨様は無惨様だから(は?)夢主と会って多分痛い目見ると思いますよ!諦めるかどうかは微妙な所ですけど(^_^;) (2019年12月1日 12時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
璘 - 楽しく読ませて頂いております!夢主を鬼にしようとか無惨アホだなぁと思いながら見てます。無惨の事だから嘗めて掛かると思うので痛い目に遭って諦めて欲しいです。更新頑張って下さい(*´ω`*) (2019年11月30日 22時) (レス) id: c098776017 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 十六夜さん» ありがとうございます!応援すごく嬉しいです!がんばります! (2019年11月24日 20時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - すごくよかったです!これからも応援してます!! (2019年11月24日 17時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 黒豆粉さん» 応援ありがとうございます!頑張ります! (2019年11月23日 15時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来羅 | 作成日時:2019年11月16日 18時