28話:見舞い5 ページ29
.
勢いよく病室に戻ってきたのに驚いた顔をした
赤音の側に行くと、そのまま赤音の手を握って言う
真っ直ぐ、目を見つめて＿＿＿
九井「赤音さん！！オレ、赤音さんが大好きだ！！
火傷なんて気にしない、赤音さんが気にならないぐらい
オレが何度だって綺麗だって言う！可愛いって言う！
オレ、どうしようもないぐらい赤音さんが好きなんだ！！」
赤音「！！」
九井「一生守るって約束したのに...こんなになって...
もう信じて貰えないかもしれないけど
今度はもう！絶対破らない！絶対守る！！
この火傷だって、どんなに時間がかかっても
オレが必ず治すから！！
オレにチャンスと時間をくれ！！」
赤音「一くん...ｯ！」
九井の必死な告白に、向けられる“好き”に
赤音は嬉しくて涙が出てきた
九井「赤音さん...一生好きだ、愛してる
いつかちゃんと指輪もロマンティックな場所も用意して
プロポーズする
だから、オレと結婚して下さい！！」
赤音「うんっ、いいよ...ｯ一くん！」
赤音は嬉しそうに涙を流しながらOKを出す
九井はその返答に目を見開く
九井「ほ、本当にっ！？」
赤音「ふふ、プロポーズ、もうしちゃったネ？」
九井「あっ！くそ、最後の最後で...ｯ
あぁ、もうっ、格好つかないな...っ」
赤音「そんなことないよ、どんな男の子より
一くんが1番カッコイイ」
九井「赤音さん...」
赤音さんは恋する乙女の顔をして
頬を赤らめながら＿＿＿
赤音「綺麗なウエディングドレス、着せてくれる？」
九井「うん、約束する！
大人になったら、絶対結婚しよう赤音さん」
赤音「嬉しい...っ！私を素敵なお嫁さんにしてね？」
そして、次の瞬間
2人の影が重なった＿＿＿＿
その会話を廊下から聞いていた雪と青宗
雪も女の子だからこういうロマンティックな場面には
凄くドキドキして少しだけ顔を赤くしてた
青宗は初めて見る雪の女の子らしい顔にドキドキした
『まさかプロポーズまでするとは...
一の赤音さん愛は凄いな』
青宗「雪さんも、こういうの憧れるのか？」
『まぁ、そりゃ...女の子だし結婚は憧れるかなぁ...
プロポーズとかも』
青宗「ふぅん」
『そういう青宗こそどうなの？
結構モテるんじゃない？』
青宗「オレはアンタにだけモテてればいい」
『はは、ガキが何言ってンの』
青宗「たった1歳差だろ！？」
『そうだったね、けど小学じゃん』
なんて笑い合った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 462人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 来羅さん» 東卍創立は、黒龍ですしね……ようやく、ドラケンやタカちゃん、一虎達と会える！！どうなるか楽しみです！ (2023年1月25日 20時) (
レス) @page41 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 来羅さん» 夢主に怒られるのは、クリスマスのあれですしね。その時に、ココも一緒に怒られますね…しば家の騒動だし…原作はどうなるか楽しみです (2023年1月25日 19時) (レス) id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜(元シオン)さん» イヌピーは数年後に夢主ちゃんに怒られる未来が待ってますね！多分イザナも怒られます！これから東卍結成の話に持っていくので更新をお待ち下さい！！ (2023年1月25日 18時) (レス) @page1 id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 来羅さん» イザナに話したかぁ……黒龍の8代目ってなら、イヌピーもついてくやん！そして、9代目の黒龍と東卍の対戦… (2023年1月25日 15時) (レス) @page39 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜(元シオン)さん» コメありがとうございます！楽しみにして下さり嬉しいです！イザナとの絡みはこれから数話に渡って書いてく予定です！ (2023年1月24日 20時) (レス) @page36 id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：来羅 | 作成日時：2023年1月19日 20時
