シルクの妹であるマサイの彼女は愛されすぎです。

17//はじめての ページ17

『…というわけで、しばらく居候させていただきます』

マ「まぁ、俺は構わねーけど」

『まぁ、明後日には帰るけどね』

マ「…俺は、もっといて欲しいけど」

『マサイ、かわいー』

マ「…A、おいで」

『ん？』


ソファーに座る俺の横に腰を下ろしたA。


マ「そっちじゃなくてこっち」


と、膝をトントンする。


『え？』

マ「ほーら」


急かすように腕を捕み、膝に座らせると後ろから腕を回した。


『マサイ？』


後ろに顔を向けるAを待ってましたと言わんばかりに
すかさず顔を固定し唇が重なる。


『ん…』


少し長めに触れたあとゆっくり距離ができる。


『…マサイ、』

マ「最近、お預けくらってたから」

『…』


恥ずかしくなったのか顔を赤らめ俯くAが可愛くて、また唇にふれた。

今度は、深く。


『ん…んっ、マ…』

マ「ん…A」

『…』


Aが可愛くて、愛しくて、
ギュッと強く抱きしめた。


マ「A…Aが、欲しい」

『え…？』

マ「…」


目を見つめると、その言葉の意味を理解したのか
目を見開き、さらに顔を赤くするA。


マ「無理はさせない。嫌なら、Aがいいって言うまで待つ」

『…』


それから、そのまま15分くらいたったか


『、、い、いよ…』


小さく、恥じらいながら了承してくれた。


マ「…優しくする。できるだけ」




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