ただそれだけで済ませた.かった。 (ページ8)

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2人と別れ席につく

隣を見ると

去年から同じクラスだった

親友の叶奈(かな)が座っていた

「あれ？叶奈？いたんだ」

叶「ひどいなwいるわ」

「しかも隣の席だし運命かな」

叶「はいはい運命ですよ～」

やったねと話していると

倖真に呼ばれた

「どうしたん？」

倖「なんかさっきドアの前に正といたらさ
『A先輩いますか？』って1年に聞かれたんだけど
多分あいつ、Aが中学生のときのバスケ部の後輩だよな
ほら、よくAが言ってた佐藤隆士？ってやつ」

やっぱり隆士だったんだ、

関わらないつもりだったのに

なんだかまた気になってしまう

隆士はどういう考えで私と会おうとしているのだろう

「そっか、わかった」

倖「あんまり、無理すんなよ
相談乗るからさ」

「ありがとう
こういう時は優しいよね」

倖「いつもだろ
心配だし(ﾎﾞｿｯ)」

「なんて？」

なんか言ってた気もするけど

隆士、会ってみるか、

席に戻ると叶奈がにやにやしていた

叶「あんたってモテモテだよね～
いつも男子と話してるじゃん
絶対みんなAに気あるよね」

「みんなともだちだよw
それ以外ないでしょ」

うん、絶対