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#6 ページ7

沖田side






昨日の考えを実行すべく、普段なら早く起きない俺は土方に見廻りに行くとだけ告げた





土方「...は?いや、お前が見廻りとか..んな朝っぱらから?」




沖田「そうでぃ。そろそろ俺も真面目になったんでさぁ」





土方「...さぼんじゃねぇぞ(今日くらいは見逃すか)」




と、釘を刺されてきたがそんな忠告は俺の耳に入るはずもなく



まだ朝日が登ったばかりの頃、万事屋の呼び鈴を押した





扉からヒョコっと顔を出したA







が、閉めようとしたのですかさず阻止する







寝ぼけてんのか






なんやかんやあったが、デートを誘うことに成功した俺は心の中で舞を踊っていた


デートとは、はっきり言ってねぇけど



チラッとAの顔を見るが何か考え事をしている





俺のことは意識されてねぇか...





これは今日ちょいと攻めねぇと







そう覚悟し、目的の場所に連れて行く







A「わぁ...!」





俺が連れてきたのは新しくできた遊園地





Aは目をキラキラさせていた








A「どれ乗りたい?私なんでもいけるけど」





沖田「あり?ジェットコースターとか苦手じゃねぇの?女っ気のねぇやつ」





A「私を挑発してそんなに楽しい?殺るぞ」






こいつ自覚無さすぎだろ




自称ドSだが、サイコパスだぜぃ




ドSはこの銀魂の中で俺だけで充分だ




沖田「なら、ジェットコースター乗るか」




A「うしっ」





まぁ、その後は色々乗ったもんで

ジェットコースター、コーヒーカップその他モロモロ...



で最後はやっぱり観覧車に引っ張るつもりだ





A「さ、ひと通り乗ったし帰ろ」




沖田「なーんか忘れてねぇかぃ。遊園地と言ったら観覧車だろ」





A「....私、あんまり好きじゃない」





理由を聞けばゴンドラにいる時の揺れる感覚が好きじゃねぇらしい




ジェットコースターの方がなんら怖いと思うが?



サイコパス分からん



まぁ、それは俺のドS心がくすぐられるわけで





無理やり乗せた




A「....」






怖ぇーな、おい


眼力だけで人を殺せそうな勢いだ


だが今日は攻めると決めた俺






....のはずだった

行動に移せなかった





俺がこいつに近づこうとする度に護身用に持っている木刀を向けられるからだ




あっという間に乗り終わってしまい、物足りない複雑な心境のまま遊園地を後にした

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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 万事屋   
作品ジャンル:恋愛
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みもり(プロフ) - みぃさん» お褒めの言葉ありがとうございます!!!(泣)イラストは約1年前に妹が書いてくれたものなんです!伝えておきますね^^読んでくださりありがとうございます!!! (8月25日 14時) (レス) id: 838092b84b (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - この小説の作者さんのイラストうますぎません?とてもこの話おもしろいです! (8月23日 2時) (レス) @page26 id: 5f315e50e4 (このIDを非表示/違反報告)
沖田aki(プロフ) - 内藤。さん» ありがとうございます!感謝です!! (2021年7月20日 21時) (レス) id: 838092b84b (このIDを非表示/違反報告)
内藤。 - すごい面白いです!楽しみにしてます! (2021年6月18日 23時) (レス) id: c44f8901d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あさぎ | 作成日時:2021年5月25日 21時

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