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20話 ページ22

なんでこういう日に限って洸は時間通りに来るんだ。ばか。


平日で人通りも多いからか、変装用のメガネにマスクをしてるけどオーラは隠しきれてない。


どうやって声をかければ良いのかわからずにホームの柱に隠れていると目があった。


高野「おはよ、A。」


あれ、思ったより普通だ。


それどころか昨日までより雰囲気がちょっと柔らかい。


「お、おはよ。」


もしかして変に意識してたの私だけ?




そっか。洸みたいに格好良かったら女の子と付き合う機会も多いんだろう。


キスなんて、私が思ってるより軽いものなのかも。



高野「どしたの?あんま眠れてないみたいだけど。
あ、・・・もしかしてさ、」









「俺のキスで眠れなくなっちゃった?」


その一瞬だけ見えた、私の知らない洸の顔。

耳元にかかる小さく熱っぽい声。

今時少女漫画にも出てこないってくらい甘いセリフ。


「え、っ、な、」


なにそれ、


洸ってこんなに格好良かったっけ?




赤くなって狼狽える私を見て洸がふっと笑う。


高野「俺、意識してもらえてるって事だよな。


めっちゃ嬉しい。」



ぷしゅー、と電車が到着した。




遅れるよ、と洸に手を引かれる。


今までだったらめったに手なんて繋がなかったのに。



ずるいよ、そういうの。

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晴菜 - 続きを楽しみにしています!頑張って下さい。 (2019年9月8日 17時) (レス) id: 3c5af7941e (このIDを非表示/違反報告)
LingLing(プロフ) - 葵惟ありがとうございます!これからも頑張ります。 (2019年3月23日 14時) (レス) id: ce7a11d6d6 (このIDを非表示/違反報告)
葵惟 - 三浦くんの可愛さとかっこよさに殺られました...。更新頑張ってください! (2019年3月12日 0時) (レス) id: 891032b2a0 (このIDを非表示/違反報告)
LingLing(プロフ) - こまこさんありがとうございます!長らくお待たせしてしまい申し訳ありませんでした泣。これからも更新頑張ります! (2019年2月28日 22時) (レス) id: ce7a11d6d6 (このIDを非表示/違反報告)
こまこ - 本編の方も三浦くんのかわいさと色気がヤバかったです。もっと作者様の書く三浦くんがみたいです! (2019年2月23日 23時) (レス) id: 1392e5ead8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:LingLing | 作成日時:2019年1月9日 23時

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