3 ページ10
side mwpink
打ち合わせが終わり、映画の取材を終え、
なんとかホテルに戻った俺。
遅くまで仕事があることもあるから、
みんな俺を一人部屋にしてくれた。
普段はやらんけど、外着のままペッドに寝転がる。
東京は長くいると、なんだか切なくなってくる。
康二くんに会えるはずの場所でなかなか会えんから。
そんなとき、スマホが着信を知らせた。
nw桃｢……え？｣
それは、康二くんからのビデオ通話。
スライドして、通話ボタンをタップすれば、
ゆっくりと現れた会いたい人。
『みっちー？遅くまでお疲れ様。』
nw桃｢康二くん…お疲れ様です。｣
『そろそろホテルおるんちゃうって恭平が教えてくれたから。かけてみた。今平気やった？』
優しい笑顔と声になんだか涙腺が緩みそうやけど、我慢。
せっかく、電話やけど顔を見合わせてるんやから。
笑顔でおりたいもん。
nw桃｢平気です。…どうしたんですか？｣
『あら？恭平から聞いとらん？伝言頼んだんやけど…。』
nw桃｢えっ？｣
『ほんまは会いたいんやけどお互いスケジュール合わなそうやから、電話したいなって。』
nw桃｢あー…あんまり今日話せてなくて…すみません。｣
嘘です。勝手に拗ねてただけです。
『そかそか。忙しいのにごめんなぁ。やっぱ東京おるなら会いたくなってもうて。』
nw桃｢僕も。僕も会いたいです。｣
『よかった。みっちーの顔みたらホッとするわ。』
ああ…嫉妬心が消えていく。
電話なのに、それだけでも嬉しい。
『そういや、目黒もみっちーに会ったってゆーてたわ。』
nw桃｢はい。事務所で…。｣
『俺に毎日でも会いたいってゆーてくれたんやって？ありがとなぁ。』
nw桃｢当たり前やないですか…。康二くんですよ…。｣
『みっちー？』
nw桃｢…僕が1番康二くん好きですから。絶対。｣
『嬉しいことゆーてくれるやん。』
気恥ずかしくて俯いた俺に、こっち向いてと言う康二くん。
仕方なく顔を上げれば、いつもの優しくて可愛い笑顔。
『みっちー、俺もみっちーが大好きや。いつまで経ってもどこにおっても俺にとって大事な大事な子やで。忘れんでな。』
nw桃｢っ…康二くん…。｣
『また話そうなぁ？』
nw桃｢うんっ、毎日でもええよっ。｣
『はは、かわええな。』
康二くん、僕、割と本気やからね！
----------------------------------------------------------
リクエストありがとうございました！
嫉妬、上手く書けてるかな…？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 848人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
乃亜(プロフ) - さくらもちさん» お気に召してよかったです！しょうれんのお話、頑張って書いてみますね^^*リクエストありがとうございます♪ (2020年11月27日 9時) (
レス) id: ff393a1240 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - こじだいめっちゃ良かったです！是非しょうれん＋康二くんも見てみたいです！よろしくお願いします！たくさんすいません^^; (2020年11月25日 0時) (レス) id: 4080dc3d43 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - sanraranさん» お気に召したならよかったです！みっちーのお話、私も書くの楽しいのでまた書くかと思います^^*今後ともよろしくお願いします！ (2020年11月17日 20時) (レス) id: ff393a1240 (このIDを非表示/違反報告)
sanraran(プロフ) - リクエスト書いてもらってありがとうございました！めちゃくちゃよかったです！これからもたまにミッチー出してください笑これからも楽しみにしてます！ (2020年11月14日 0時) (レス) id: 7ec340650d (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - ユリさん» 気に入って頂けたならよかったです！今後もよろしくお願いします^^* (2020年11月12日 8時) (レス) id: ff393a1240 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：SNOWSNOW
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/akira58294/
作成日時：2020年10月27日 23時
