３１話 私の父さんは… ページ33
「もしもし、父さん？
……うん、久しぶり。
ちょっと頼みごとがあって…」
帰宅してすぐに、私は
海外に暮らしてる両親に電話した。
もちろん、世間話のためではない。
詳しくは知らないが、父さんは
ウェブ関係の仕事をしてるので
調べものに関してなら、プロ中のプロだ。
本人に聞き忘れたのなら、
こうやって知ればいいんだ。
《お、なんだー？
Aが頼みごとなんて珍しいな。
なんでもパパに言ってみなさい♪》
ちょ…いつまでも“パパ”とか
子ども扱いするのはやめて…！
「………“マフィア・ボンゴレファミリー”や
それに関わることを調べてくれない？」
クラスメートがどんなことを抱えてるのか
やっぱりちゃんと知っておきたい。
これからも仲良くしたい人たちならなおさら。
《な…っ！！？なんでAが
その名前を知ってるんだ…！？》
私から出た“ボンゴレ”という単語に
父さんは声色を変えて、過敏に反応した。
受話器の向こうから
その焦りがよく伝わってくる。
「え、父さん…
ボンゴレのことを何か知ってるの？」
《(しまった…！)あ、いや…別に、
イタリアに居れば誰でも名前くらい聞くさ。
………なんでお前はそのことが知りたいんだ？》
その口ぶりだと、ボンゴレファミリーって
もしかしてスゴいマフィアだったりするの？
沢田……スゴッ(゜□゜)
「それは……友達がその関係者だから、かな？」
《(まさか…門外顧問のところの息子か？)
……そうか。愛娘の頼みとあっちゃ
断るわけにはいかないな》
「ほんとっ！ありがと！！
……うん、わかった。じゃ、切るね？」
電話を切ってから、
私は自分がどうしようもなく
ワクワクしてるのに気付いた。
これから私の周りには常識では考えられない
型破りな日常が待っている。
そう思っただけで、自然と笑みがこぼれた。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
続く
本文を見て分かる通り、
主人公ちゃんは一人暮らしです。
そして隣にはいとこが住んでいるのですが…
それが誰なのか考えてみてください(-^∀^-)
あと、お父さんはボンゴレのことを
知っているようでしたが、
職業などはまたのちほど…♪
これから
やっとお話が展開いきます！！
駄作ですが、お楽しみに☆ﾐ
ラッキーポイズンクッキング ←何がラッキー！？Σ(=□=;)ｂｙツナ
溶解さくらもち☆ さあ、今こそ扉を飛び出そう！
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トリップしたいお年頃の腐女子♪ - この夢小説面白いです！これって京子の成り代わり的な感じですか？まだ見てる途中なので間違ってたらすみません(´Д` ) (2014年4月26日 22時) (
レス) id: ff0ceaa11e (このIDを非表示/違反報告)
亜紀野ユキ(プロフ) - 空町琥珀さん» ありがとうございますっ！！ (2013年8月11日 22時) (レス) id: 10f640527f (このIDを非表示/違反報告)
空町琥珀(プロフ) - とても面白いです!!応援してます♪( ´▽｀)頑張ってください( ´ ▽ ` )ﾉ (2013年8月11日 22時) (レス) id: 178bc3e2ab (このIDを非表示/違反報告)
亜紀野ユキ(プロフ) - ユキジュニアさん» それは嬉しいですっ♪お名前までなんだかテレちゃいますね…/// (2013年8月3日 0時) (レス) id: 10f640527f (このIDを非表示/違反報告)
ユキジュニア - 亜紀野ユキ先生!大好きです(^o^)毎回ドキドキしちゃってます(--;) (2013年7月31日 7時) (レス) id: 681eb4a51f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜紀野ユキ
| 作成日時：2012年12月27日 14時
