１６話 ドキッとしたのは… ページ18
「あのっ！あなたが
有名な闇姫さんですか！？」
その女の子のことが気になって
つい話しかけてしまった。
「まあね。別に興味ないけど
いつの間にか周りからはそう呼ばれてる。
その名前も嫌いじゃないよ」
彼女はポニーテールにした髪の束を
両手で軽くすきながら言った。
わあ…っ！
Aちゃんみたいに綺麗な髪……
「す、スゴイですね…通り名がつくなんて…」
つい彼女に見とれて
うっかりまた話しをつなげてしまう。
「そんなことはないよ」
初対面で馴れ馴れしいって
思われたかと思ったけど、
彼女はオレとの会話を楽しむように
かすかに笑っていた。
こうやってると、ただの女の子みたい……
そんなギャップがあるところも
魅力的で……って、
オレはAちゃんのことが
好きなのに何言ってんの！？
「あっ！オレ、沢田綱吉って言います！
闇姫さんの本当のお名前は…」
「本名は内緒。あと、タメだから
敬語はやめてほしいな…沢田」
本名が聞けなかったのが少し残念だけど
年齢が分かったし、
苗字を呼び捨てされるのってなんかいいかも…
「う、うん！じゃあ、や…闇姫…っ？」
ヤバいよオレ、今絶対に顔赤い！
「(テレて可愛いな…)うん！じゃあ、またな」
「うんっ！またね…っ」
立ち去る闇姫の凛とした後ろ姿を
オレは見えなくなるまでずっと見つめていた。
……ん？
普通に返事したけど、
なんで彼女は“またな”なんて、
絶対にまた会うような口ぶりだったんだろ？
すると──……
「アイツがうわさの女か」
気づいたら塀の上に小さな人影があった。
「リ、リボーン！？いつの間にそこにっ？」
「最初からだぞ。
初対面であの闇姫と仲良くなるなんて
見直したぞ、ツナ。
アイツもお前のファミリー候補だな(ニッ)」
「はぁ？だからオレはマフィアになんか
…って聞いてんのかっ！？おい！」
言いたいことだけ言って
リボーンはオレんちに帰って行った。
つーか、いたんだったら
チンピラにからまれてるときに助けてよ…。
それにしても──…
闇姫の言葉の意味は気になるけど
きっとまた会うことになると
オレもなんとなく感じていた。
だって、
────会いたいと思ってるから…。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
続く
ラッキーポイズンクッキング ←何がラッキー！？Σ(=□=;)ｂｙツナ
溶解さくらもち☆ さあ、今こそ扉を飛び出そう！
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トリップしたいお年頃の腐女子♪ - この夢小説面白いです！これって京子の成り代わり的な感じですか？まだ見てる途中なので間違ってたらすみません(´Д` ) (2014年4月26日 22時) (
レス) id: ff0ceaa11e (このIDを非表示/違反報告)
亜紀野ユキ(プロフ) - 空町琥珀さん» ありがとうございますっ！！ (2013年8月11日 22時) (レス) id: 10f640527f (このIDを非表示/違反報告)
空町琥珀(プロフ) - とても面白いです!!応援してます♪( ´▽｀)頑張ってください( ´ ▽ ` )ﾉ (2013年8月11日 22時) (レス) id: 178bc3e2ab (このIDを非表示/違反報告)
亜紀野ユキ(プロフ) - ユキジュニアさん» それは嬉しいですっ♪お名前までなんだかテレちゃいますね…/// (2013年8月3日 0時) (レス) id: 10f640527f (このIDを非表示/違反報告)
ユキジュニア - 亜紀野ユキ先生!大好きです(^o^)毎回ドキドキしちゃってます(--;) (2013年7月31日 7時) (レス) id: 681eb4a51f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜紀野ユキ
| 作成日時：2012年12月27日 14時
