検索窓
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:34,360 hit

clear 21 ページ23

彼に会いに行く途中、交通量の多い交差点に出た。


 


 


 


彼に会いに行くことを伝えるために、携帯をとりだして




赤信号で止まっているときに、メールを打った。
 


 


 



 


 


 

 


 


目に映るのは、画面に映る彼へのメッセージ。
 

 


 
その後は、青信号で


 

電車の窓から見える街並みで、


 

彼の新しい家で、出迎えてくれる彼がいて。


 



 

 


 


 

 


 

 






・・・・・なんてことにはならなくて。
 


 



 


 

 


 


 

 

 


 

 


 

 


ふわりと体が前にでて、




目の前は赤信号で、


 

向こうからやってくるのは彼、じゃない。

 


 



 


 
 
 


 

 

手から放り出された携帯に映るのは、書き途中なのに送信が成功したメール。

 

 


 


 





 

 

 


最後に見える世界は、横転して見えて・・・・・・
 

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 


壮馬side

 


 


 

 
 

 


 

 

「その次は、真っ白な世界。声が聴こえたと思ったら、すぐにここにいた。」

 



 


 

 

 


淡々と、声色を変えずに話す彼女の背中は
 

 

 
小さく、小さく見えた。
 

 




 



 


 


 



「全部・・・全部思い出した、私はあの人会わなくちゃいけない・・・!!」

壮「光ちゃ・・・」
 
「なのに!!わかんないの、思い出せないの!!あの人の名前も、顔も、居場所も!!」




 


初めてみた彼女の、ありのままの姿だった。
 



それは、彼女が人間だという証拠だ。



 


 
 
 


 

 

「思い出せないどころか・・・もう、このままでいいやって、成仏しなくていいって・・・!!そう思っちゃって・・・・」
 

 

 


彼女の頬を、涙がすっと伝った。

clear 22→←clear 20



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
116人がお気に入り
設定タグ:斉藤壮馬 , 男性声優 , 咲姫   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りさ - 咲姫さん» お久しぶり!りさです!Twitter回フォローしてもらっていいかな?;;;; (2018年11月4日 17時) (レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
ryoriisa(プロフ) - 咲姫さん» 咲姫様!Twitterフォローしました!このコメントを見たらフォロリクよろしくお願いします! (2018年9月26日 23時) (レス) id: 6d61661040 (このIDを非表示/違反報告)
ryoriisa(プロフ) - 咲姫さん» 本当ですか?!私、TwitterとLINEやってるんですけどどちらかやっていますか?! (2018年9月26日 20時) (レス) id: 6d61661040 (このIDを非表示/違反報告)
咲姫(プロフ) - ryoriisaさん» リレー形式ですか!やってみたいです!! (2018年9月25日 20時) (レス) id: b23edac3bd (このIDを非表示/違反報告)
ryoriisa(プロフ) - ちなみになんですが、リレー形式で夢小説をいつかやってみたいです! (2018年9月25日 19時) (レス) id: 6d61661040 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:咲姫 | 作成日時:2018年9月19日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。