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「何すんスかァァァ───!!」
「すごいすごーい！」
「ちょっとアナタ…」
「あッあそこまたあっ…
あ──────っっ!!」
ラックが罠魔法を踏む前に言おうとするも遅く既に踏んで発動させてしまった。
「きゃあああああ」
「うぉぉぉぉぉ」
「あははははは」
［A、大丈夫か？］
『! レヴィ…ありがとう』
ラックさんは止まること無く次から次に罠魔法を発動させていく…
僕は何とかレヴィに助けて貰えたから良かったんだけど…アスタさんとノエルさんがラックさんの発動させた罠魔法を避けるのに精一杯。
「あははは！ 楽しいね〜〜〜〜」
漸く落ち着くと僕はレヴィから地に下ろしてもらい二人の方を見ると汗をかいて ぜーぜー 言って息を整えていた
「ぜ─ ぜ──」
「ぜ─ ぜ──」
「「(この人と一緒にいたら死ぬ!!)」」
『(…アスタさん達…お疲れ様です)』
.
.
「──────…さてと…
(……そろそろ限界かなー……)」
『……この『魔』…たぶん、ラックさんは…気付いていたんですね (ﾎﾞｿｯ 』
「雷創成魔法 "雷神の長靴"」
「────…!?」
「え…!?!」
「ちょっと大事な用が出来ちゃった
とゆーワケで『魔宮』攻略よろしく〜〜〜♪」
『(……やっぱり…)』
「…ちょ…どこ行… 速─────!!」
「なっ…何考えてんのよあの人───！」
「か…かっけぇぇぇぇ 」
「全くもう────…
えッ…!!」
「…しまっ………!?」
『……?!』
二人とも動きがとれなくなってしまい斬ってもキリがなさそうな植物創成魔法に僕は他に脱出する方法はないかと考えていると…
──ｽﾞﾊﾞｯ!
「逃げろォ────!!!」
アスタさんが剣で斬り僕達二人を解放するも今度はアスタさんが捕まってしまった。
───ｶﾞｼｨ!
「!!」
「アスタ…!!」
「(やば…)」
「風創成魔法 "風刃の叢雨"」
「どあっ」
ﾄﾞｵｯ! オオオオ…
『「………!!」』
……何よこの正確で強力な魔法────…!!
一体何者……
ｻﾞｯ…!────
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作者名：黒猫 | 作成日時：2018年10月20日 10時
