検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:154,018 hit

25. 黒の暴牛 ページ26

「……んで、さっきから何こっち見てんだ?」



『(あーあ…張れたよ…)』





ヤミ団長はアスタさんをアイアンクローしながら此方へと歩いてくる






「あ?お前…あんとき寝てた新入団員じゃねーか」



『零です…宜しくお願いします』





ヤミ団長に自己紹介(名前だけ言って)頭を下げる。





「俺は…まぁ、言わなくても分かるか…?ヤミ。
ヤミ・スケヒロだ」



『ヤミ団長…宜しくお願いします』



「じゃ、揃ったから行くか…フィンラル」



「は、はい…!」



魔導書(グリモワール)を開き空間に穴を開ける


「 空間魔法 "堕天使の抜け穴" 」





「うおぉ!何スかアレ…!?」



「魔力飛行が出来ねぇんならオマエも何かしら移動魔法でも覚えねーとなァ」




アスタさんは相変わらずアイアンクローを受けている…


うん、なんかもう…慣れました…





「あ オマエ魔力ねーんだったな ワッハッハッハ」





ヤミ団長…貴方の連れてきた団員さん…手が震えてますよ…





「ちょ…すんませんヤミさん…!

このデカさ維持すんのなかなかツライんで早く通ってもらっていいっスか…!?」



「オマエ誰に向かって指図してんだ?

ふんばれ今ここで限界を超えろ」



『[ (……ドンマイです/だな ヽ(´・∀・`)ノ )]』






───ぶんッ


「ほらよ」



「あああああ」





スッ───



「ぶふぉぉぉ」




アスタさんが放り出された後に続きその空間を通って行く。


ズザァー と滑り込み顔をあげたアスタさんの顔は少し赤くなっていて痛そうだった





『(い、痛そぉ…)』





[A…あれが黒の暴牛のアジトだ…]




『…お、大きい…』





─────ボガァァァン!




『……っ!! (ビクッ!)』



その後に急にアジトの扉が内部から盛大に壊された…

26.→←24.



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
132人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒猫 | 作成日時:2018年10月20日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。