ヤミ団長が拾った子…って？！【ブラッククローバー】 (ページ20)

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［A…今はまだ押さえておいた方がいい…この一番最後に実践形式がある…其処でやった方がいい (ﾎﾞｿｯ］

『……分かった』

その後は簡単だった…

的に当てたり、壁を壊したり、植物を育てたり…

……これ、本当に試験…？

［主、なかなかやるな……

さては、俺が寝ている間猛特訓していたな？］

『…あ、張れた？そうだよ…レヴィに言われたもの全て出来るように特訓してた』

［だろうと思った

……さて、これが最後の試験だ］

「──それでは…次が最後の試験だ

最終試験は実戦形式だ

適当に二人一組になってもらってその相手と闘ってもらう…!」

「魔導書(グリモワール)を使っても構わない

攻撃魔法の一つや二つ覚えて来ているだろう？

魔法騎士団(我々)は戦闘が仕事だ

君達の力存分に示してくれ」

「どちらかが降参するか戦闘不能になれば試験終了だ

回復魔法が使える魔導士が待機してるから存分に闘ってくれ

それでは最初の対戦者…前へ──────」

『……じゃあ、僕は───…』

──ｼｭｯ…!

日の国に居たときに奪った刀を鞘から少しだけ抜いた。

──ｶﾁｬｯ…!

『長年お世話になってる…この刀でいかせてもらおうかな…』

［頑張れよ…A］

『うん…！』

ｷﾞﾗﾘと光に反射する刀を僕はじっと見つめて鞘に納める