プロローグ ページ1
陽の光をカーテンで遮りポテチとコーラを持ってパソコンやゲームが置いてある部屋に行く。
そんな日を過ごしてきた。
『さてと、今日もすっか!スプラ○ゥーン!』
あ、そうだった。
僕は吸血鬼で自分を含めて9人の大罪を持っています。
まぁ、残りの8人は……どっかにいる。(←適当だな。
向こうにいる8人は僕の存在を知ってないだろう。たぶん。
まあ、正直知ってようがなかろうがどっちでも良いのだよ。
兄弟達みたいに
『あ、ポテチ切らしちゃった…』
空っぽになってしまったポテチの袋を逆さまに振っても出てこない。
くそぅ!あんなに…あんなに沢山あったのにっ……!
100袋くらいあったのに…!!(←いや、家ん中ポテチだらけやないかいw
『仕方ない、買いに行くか…』
鞄に入っている財布を取り出し日傘を持って玄関の鍵を開け外に出た。
ガチャッ──
まぶしぃぃ…。
陽とは何時まで経っても向き合えない。
…いや、向き合えることは絶対に無いな。うん。
ないない(ヾノ・∀・`)
『確かこの辺に裏路地から行けるスーパーがあった筈なんだけどなぁ……?』
初めは薄い鉄の匂いがした。
どんどん足を進めるにつれ其の匂いは濃くなっていった。
『嗚呼、血の匂い…全然飲んでないなぁ、人間の血なんて (ボソッ』
其れもそうだ。
吸血鬼は契約をした
若しくは人間を殺して血を貰う。
だけど、僕の場合は真祖だから人間から血を貰うと
契約と言う形になってしまうので駄目なのだ…。
───カツン!
『あ……』
石ころを蹴り人が居ない裏路地にその音が響いた。
「其処に誰かいるのか!!」
.
次に男の声が響いた
…嗚呼…此れは不味いな。
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作者名:黒猫 | 作成日時:2018年7月29日 16時