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1話 ページ1

No,side




真夜中のトンネルに、2人の男の話し声が響く。




「久し振りだな、ジン。」




ジン「帰って来たとの噂は本当だったか。」




「あぁ、向こうで暴れ過ぎて居づらくなったんでな。」




ジン「こっちで何するつもりだ。」




「そんなの決まってんだろ?」




「芸術を創るんだよ。」




ジン「程々にしろよ。」




「さあ?」




「まあ、宜しくなるかもしれないから、今日は挨拶しに来たんだよ。」




ジン「テメェみてぇな目立つ奴と宜しくなんかしたかねーよ。」




「相変わらずだな、そういうとこ、気に入った。」




ジン「最悪だな。」




「じゃあ、またな。」




ジンが振り向いた時、男はもう居なかった。









「ショーの開幕だ。」









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作者名:Autumn | 作成日時:2019年6月16日 22時

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