だれか、私を殺してください【呪術廻戦】

贖罪 ページ20

呪詛師に手を貸した危険因子


Aが上の者達から呼ばれている名だった


悟「本当に、あんた達はあそこに閉じ込めるのが好きだよね」


四方に貼られた札


かつて乙骨が閉じ込められていた部屋に、今度はAが収容されている


史上最悪な呪詛師 夏油傑の行いは呪術界に大きな傷を残した


五条が夏油を倒したことで、Aに敵意の白羽の矢が立った


悟「あの子はウチで預かる。異論は認めない」


「それは納得できない。あやつの術式は類稀なものであり敵の手に渡ると脅威になる


今回の様なことが起こる前に処分すべきだ」


置かれている状況はかつての乙骨と同じで秘匿死刑を施行すべきとの主張に五条の苛立ちが増す


悟「その点については問題ない


　術式の扱いもこっちが教えるから」


「だがしかし、あの女が呪詛師に寝返ったらどう責任を取るつもりだ


何を考えてるかも分からない女だ


「自分のせいで人が死んだ」という自覚もない様子だったみたいだからな」


忌々しい、と吐き捨てる男


その言葉に、五条の表情が怒りに染まる


悟「おい、まさかそれ本人に言ってねえだろうな」


いつもはおちゃらけて自分たちを見下している五条のペースが乱れたのを見て、上の人間は愉快そうに笑う


「ああもちろん伝えたよ


『命をもって償え』ともね」


悟「あんたらは余程僕に喧嘩売るの好きみたいだ


喜んで買うよ」


それを聞いた五条は一目散にAの元へ向かった


最悪の状況を想定しながら

唯一の願望→←やっと

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