剛翼と蒼炎

今日:11 hit、昨日:0 hit、合計:20,845 hit

さんページ3

･

『先生！』

先｢A、こっちへおいで｣

『はい』

私にとって先生はお父さんみたいな存在だった。

先｢お誕生日おめでとう。｣

『さっき弔にも言って貰えたんです！』

先｢そうか、それは良かったね。

...それで大事な話があるんだ｣

『...はい？』

先｢ Aにヒーロー側に潜入して欲しい｣

先｢ずっと昔から決めていたことだ。

覚えているかな？
重要な役目を担ってもらうと言ったことがある｣

？

なにを

何を言っているの？

『えっ、と、...どう...してですか？』

ヒーローが嫌いだった。

死柄木の影響もあった。

ましてや親が...
あんな奴らが沢山いるのかとだと考えると吐き気がする。

ただ私がヒーローが嫌いな理由はそれだけだった。

“それだけ”だったからこそ
本当のヒーローを知ってしまった時後悔したんだ。

先｢どうして？必要だからさ。
相手の情報を知っておくことほど重要なことは無い。

この先、
死柄木と共にAはヒーローを殲滅させるんだ｣

先｢そうだね。死柄木が20歳そこらになったら、だ｣

『嫌です、弔と先生と、黒霧と...離れたくないです』

先｢君が行けば死柄木が救かる｣

っ__________________

『.....そうすれば弔を守ることが出来る？』

先｢あぁ。死柄木どころか皆をも救えるさ｣

｢君の、

その綺麗な容姿を

知的な脳を

人を魅了する声を

美しい心も

全てヴィラン連合に｣