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そう疑問に思っていると彼がボタンから手を放した。
そして微かではあるが私の耳にも届くにぎやかな声が聞こえてきた。流石に何を言っているのかは分からないが、それを耳のすぐそばで聞いているエミさんには大ダメージだろう。
「ちょっ、あんたら五月蠅過ぎやろ！！ 耳壊れるわ！ 全員に繋ぐとこうなるから嫌なんですよもう……。
あ、グルッペンさんグルッペンさん、ロメラさんが少し休みたいそうなのでここで休ませますね。え？ 図書室ですけど……ちょっ、はぁ？！ なな、何を言ってるんですか！ 何でもかんでもそうやって言うのやめてもらえます？！ あーはいはい！ 分かりました、分かりましたから！ 取り敢えず2人分の軽食だけお願いします！ ……え、いやそりゃそうでしょう、むしろ独りにしておけるとでも思ってるんですか？ そうでしょ？ はい、はい……
じゃあ、連絡しましたからね。話は聞いてますからもうちょっと音量落としてください。」
……賑やか過ぎやしないか。
いや、彼の反応がオーバーなだけなのかもしれないが、それにしても賑やかだ。
つい私も少し笑ってしまった。
彼は一段落ついた様子でこちらに向き直る。
幾分か疲れているようにも見えるが……いつもこうなのであろう。
「はぁ……ほんっともう、あの人たちは五月蠅過ぎなんですよ……。」
「ああ……お疲れ様です。大変ですね……。」
「ホンマですよ……まぁ、慣れてきてしまったのも否定できないんですけどね。
何だかんだ助けてもらってますし、何より言っても直らないので最早いいかなって。」
立ち上がりながら彼は笑ってそう言う。
きっと彼らに対して強い信頼を置いているのだろうし、同時に彼らもエミさんに強い信頼を置いているのだろう。
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2つ目の「回答」がいい感じに仕上がりました。待っててください(待ってないかもしれませんが)。
そうそう、私が創作活動において何を重視しているかというと「貴方の言葉は何ですか？」と問うことなんですね。短編集、それからこの「語らいの宴」でも、様々な物事に対して「貴方の言葉」を作っていただけるような文を書きたいという所存であります。まあ「この設定エモすぎるから書かなければならんな」と衝動書きすることもないわけではないんですが。
是非、論題に関しては、貴方自身の考えをつくってみてください。
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狛々(プロフ) - 美しい文章を見ることができてとても満たされました…！貴方様の細かな場面表現がとても好きです。どうかご無理なさらず、更新を心待ちにしております。 (2023年2月22日 15時) (
レス) @page25 id: 0c572bf162 (このIDを非表示/違反報告)
黒井 屑(プロフ) - 夢主ちゃんがドタイプなんです……！15歳？気にしない。(ロリコン) 貴方の作品がめちゃくちゃ好きです。応援してます。 (2020年2月14日 20時) (レス) id: 3248997e70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁の園 | 作成日時：2019年11月2日 9時
